テンバガー候補:量子暗号×半導体の新星「SealsQ Corp/シールエスキュー(LAES)」が拓く未来

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はじめに

AI・量子技術が急速に進化する中で、サイバーセキュリティのあり方が根底から変わろうとしています。とりわけ、「ポスト量子暗号(Post-Quantum Cryptography:PQC)」は、量子コンピューターによって従来の暗号技術が破られるリスクを前提に、新たな暗号規格を構築する世界的な潮流です。
この最先端分野で急速に存在感を高めているのが SealsQ Corp(NASDAQ: LAES)。スイス発祥の技術基盤を持ち、量子セキュリティ、IoT、政府系通信インフラまで幅広く手掛ける革新企業です。
株価はまだ小型株の水準ですが、その技術領域は世界の安全保障・インフラの根幹に直結しており、次世代テンバガー候補として投資家の注目を集めています。

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LAES企業情報(量子コンピューターでの優位性)

SealsQ Corpは、もともとスイスの暗号企業 WISeKey International Holding の分社化によって誕生しました。同社は「量子安全デバイス(Quantum-Safe Devices)」を核としたIoTセキュリティに特化しており、暗号鍵管理・チップ内蔵暗号プロセッサ・認証システムなどを一貫して開発しています。

特筆すべきは、LAESが展開する「フルスタック量子耐性セキュリティ・プラットフォーム」です。これは量子コンピューター時代においても破られにくい暗号化技術を、IoTデバイスやスマートグリッド、国防システムに組み込める点が最大の特徴。
また、米国政府および欧州委員会が推進する「NIST PQC標準化プロジェクト」にも連動する暗号技術を保持しており、量子耐性セキュリティ分野ではトップクラスの研究・実装力を誇ります。

さらに、同社の半導体子会社 SEALSQ Semiconductor が手掛ける「Secure Element(セキュアエレメント)」は、今後IoT・自動運転・スマートシティの基盤技術となる可能性があり、量子コンピューター時代の“暗号半導体”として期待が高まっています。


業績・将来性

LAESはまだ創業間もないベンチャー企業に分類されますが、すでに欧州および中東の防衛・政府向けシステムで商用実績を積み上げています。2024年度決算では売上高は数千万ドル規模ながら、前年同期比+60%と急成長。特に高利益率のライセンスビジネスが伸びており、研究開発費の増加を吸収しつつ黒字化の見通しが立ち始めています。

2025年度は「ポスト量子暗号ハードウェア」の量産フェーズに入る予定で、複数の米国防衛関連企業との協業も報じられています。
また、欧州連合の「Cyber Resilience Act(CRA)」に対応したセキュアチップ需要が急拡大しており、同社が提供するPQC対応チップモジュールは、EV・インフラ・通信機器における採用余地が極めて大きいと見られています。

AIと量子技術が融合する時代、暗号技術は“世界経済の血液”となります。LAESの事業構造は、単なるハードウェアではなく、量子耐性を中心としたクラウド+半導体+ソフトウェアの統合プラットフォームであり、SaaS企業的なスケーラビリティを持つ点も魅力的です。


最新IRニュース抜粋

SEALSQ Corp.(ティッカー:LAES)は、2025年10月24日付けで「NASDAQ Global Select Marketへのアップリスティングおよび時価総額10億ドル達成」を発表しました。
また、同社は2025年10月22日付で、「ポスト量子暗号(PQC)対応ハードウェアを発表し、米カリフォルニア州またはアリゾナ州にて“Made-in-USA”のポスト量子専用パーソナライゼーションセンター建設を計画中」と発表しています。商用化フェーズへの移行が鮮明になっています。
これにより、単なる研究開発企業から“量子セキュリティの実装企業”への転換が加速しており、投資家視点では「プロトタイプ期 → 商用化期」への移行点が明確になったと捉えられます。

これらの動きから、以下の点が明らかです:

  • グローバルな資本市場での信頼性向上(アップリスティング+時価総額10億ドル到達)
  • 技術実装フェーズへ移行中であり、“量子耐性暗号ハードウェア+米国製造”という差別化戦略あり
  • 国家・防衛・インフラ分野向けの技術展開が進展しており、今後の商用化が想定される

上場市場の格上げ+時価総額1 Bドル超
→ NASDAQ Global Select Market へのアップリスティング(2025年10月27日付)により、流動性・機関投資家アクセスが改善される可能性あり。
→ 市場が「成長企業」としての信認を高めたと見ることができる。

現金準備金の拡充+成長投資枠確保
→ H1 2025時点で現金残高約1.2 億ドルにまで増加(前年同期比から大幅改善)
→ 量子耐性暗号/PQC/次世代半導体への投資余力が高い点が安心材料。

2025年度通期ガイダンスの大幅成長予想
→ 通期売上レンジ:1,600万〜2,000万ドル(前年比+45〜82%)
→ 2026年以降も「50〜100%成長」という見通しが掲げられており、テンバガー期待の根拠の一つとなる。

ポスト量子暗号/量子耐性チップという時代テーマ
→ QS7001など量子耐性ハードウェア開発の進捗あり
→ 数年先の量子コンピュータ実用化を見据えた需給構造。競合との差別化要素として強い。

リスク要因の把握も必須
→ 現状は収益規模がまだ小さい(H1 売上4.8 百万ドル)
→ 利益化・量産化・契約実績の拡大がカギ。成長が“期待値”に依存しているフェーズである点は留意。

なぜ今LAESが注目されるのか

  1. ポスト量子暗号(PQC)市場の急拡大
     世界各国の政府機関が2025年までに量子耐性暗号の導入を義務化する動きが進んでいます。特に米国国防総省(DoD)やNISTの発表を受け、関連スタートアップや半導体企業が次々に評価を上げる中で、LAESは既に商用化を進めている数少ない企業です。
  2. 地政学的リスクと安全保障の追い風
     米中対立、サイバー戦争の激化に伴い、「国家レベルの暗号保護」技術は重要度を増しています。LAESはスイス・ジュネーブを拠点にしつつも米国NASDAQに上場しており、政治的中立性を維持しながらグローバルに展開できる強みを持ちます。
  3. 株価の急上昇トレンド
     2024年後半以降、SNS・Reddit・Xなどで「Post-Quantum」「Quantum Safe」というテーマが話題化。LAESも一時+150%超の急騰を見せ、投資家の関心が集中しました。時価総額がまだ3億ドル未満であることから、今後のIR・提携発表次第で上値余地は十分にあります。

テンバガーの可能性

LAESのテンバガー要素を分析すると、次の3点に集約されます。

  1. 社会インフラへの組み込み型成長
     暗号技術はB2B取引の根幹。IoT端末から電力網まで、全産業に波及するため一度採用されれば安定収益化が見込めます。
  2. PQC市場の指数関数的拡大
     MarketsandMarketsによると、PQC市場は2030年までに年率35%以上で成長。現在のセキュリティソフト市場を凌駕する潜在規模に。
  3. 「量子×半導体」ハイブリッド企業としての希少性
     ハードウェアと暗号アルゴリズムを垂直統合できるプレイヤーは世界でも稀有。GoogleやIBMと異なり、政府・インフラ向け分野で確固たるポジションを確立しつつあります。

このように、量子耐性という国家インフラ級のテーマにおいて、初動フェーズにあるLAESは「時代の変化を先取りする投資先」として注目されています。中長期でのテンバガー候補として十分に評価可能です。


まとめ

量子コンピューターの実用化が目前に迫る中、暗号技術の転換期はすでに始まっています。
SealsQ Corp(LAES)は、「量子に強いセキュリティ」という世界的課題に挑む数少ない企業であり、サイバー防衛、スマートシティ、政府通信、そしてAI時代のインフラ全てを支えるポテンシャルを持っています。

小型株でありながら、事業内容は国家規模。AIと量子が交錯する時代の“防衛線”を担うこの企業は、まさに ポスト量子暗号のテンバガー候補 です。


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