2025年度中間サプライズ決算銘柄10選(その2)

日米株
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はじめに

前回に引き続き2025年10月27日から31日にかけて発表された四半期・中間決算の「サプライズ決算」を発表した企業10社を、その理由とともにご紹介します。​

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セック(3741) — 発表日:10/27

サプライズ内容:上期経常を上方修正し、最高益予想をさらに上乗せ。公的案件や交通系・宇宙系の受注が寄与し、通期の見通し引き上げにつながる発表。
株価反応:発表翌日は買いが殺到、急騰。年初来高値や4年ぶり高値水準まで上昇する場面が観測されました(大幅高)。市場は「業績改善+配当・指標改善」を評価。


WOWOW(4839) — 発表日:10/28

サプライズ内容:上期(4-9月)連結経常を大幅上方修正(従来予想6億→21億円、約3.5倍)。一転して増益に転換する強い内容を示したことがサプライズ。
株価反応:業績修正を好感して出来高増・上昇。ただし通期据え置きの点は市場の注視ポイント。


テセック(6337) — 発表日:10/28

サプライズ内容:通期経常を大幅上方修正(約2.2倍)。7-9月(2Q)の実績が大幅増益となり、通期予想の大幅上振れを示した。
株価反応:発表後、連日急伸・年初来高値更新。市場は上方修正と自社株消却発表などを好感しました。


日本金銭機械(6418) — 発表日:10/28

サプライズ内容:上期経常を2倍に上方修正。背景は為替差益(円安)などで想定より好調に推移した点。通期は据え置きだが上期の取り込みがサプライズ材料に。
株価反応:短期的に需要が高まり出来高増、株価は発表直後にプラス反応を示す場面がありました(動意)。


毎日コムネット(8908) — 発表日:10/28

サプライズ内容:上期経常を68%上方修正。学生向け不動産/管理事業など主要セグメントが好調で上期利益が想定を大幅に上回った。
株価反応:発表当日〜翌日にかけて買いが入りやすく、短期の物色対象に。セグメント別の好調さが評価されています。


松風(7979) — 発表日:10/28

サプライズ内容:上期経常を約15%上方修正。上期の営業・経常が予想より良く、上期の減益幅が縮小した点が評価材料に。
株価反応:発表で短期的に買われる動き(出来高増)。ただし通期据え置きで下期見通しは注意点あり。


日本ケアサプライ(2393) — 発表日:10/29

サプライズ内容:上期営業・経常がともに大幅増益(上期営業+35%、経常+34%等)。事業の回復・収益改善で上振れ着地。
株価反応:一時的に買われるも、「材料出尽くし」感で反落する場面も見られ、短期の需給変化に注意が必要。


山崎製パン(2212) — 発表日:10/29

サプライズ内容:1-9月累計の経常が前年同期比で増益着地。通期経常を上方修正(595億→615億円)し、過去最高益更新予想をさらに上乗せ。食品セクターの安定成長が好感。
株価反応:上方修正を好感して出来高増、プラス反応。安定大手の上振れは市場の安心材料となりました。


日本M&Aセンター(2127) — 発表日:10/30

サプライズ内容:上期経常が大幅増益(上期経常+43%等)、7-9月期も堅調な増益。M&A仲介手数料収入の堅調さが寄与。
株価反応:発表で買い優勢、短期物色が入りやすい内容。業績の伸びが評価される展開に。(株探)


日本精化(4362) — 発表日:10/31

サプライズ内容:今期経常を一転上方修正(マイナス→増益へ転換)。三期ぶりの増益転換見通しへ修正する強い内容。
株価反応:発表を受けて株価にはプラス反応。今後の受注・需要動向次第でさらに物色される可能性あり。


投資家向けワンポイント(まとめ)

  1. 「何がサプライズだったか」を掘るのが最重要:上方修正の背景が構造的需要(需要増・契約)なのか、一時的要因(為替差益・特別益)なのかで持続性が変わります。今回の10社でも「為替寄与」「部材コストの改善」「受注増」など背景は様々。
  2. 株価反応は“短期の需給”に左右される:発表直後は出来高が急増し急騰/急落するケースが多く、噴き上がった銘柄は材料出尽くしで押し戻される可能性もあります。短期売買の際は指値・逆指値を設定するなどリスク管理を徹底してください。
  3. 継続的に見るべきは“通期ガイダンスの修正”と“受注・契約の継続性”:上期だけ好調でも下期の見通しが弱いと株価は続かない一方、通期上振れや複数四半期での改善が見える銘柄は中長期で注目されます。


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