はじめに
2025年12月5日、FUNDINNO(ファンディーノ)がついにIPOを迎えます。これまで未上場ベンチャー企業への投資は、一部の富裕層やVCに限られた世界でした。しかしFUNDINNOは、個人投資家にも“エンジェル投資”の門戸を開いた革新的なプラットフォームです。
上場を控えた今、「日本のスタートアップ投資は大きく変わるのではないか」という期待が、投資家の間で高まっています。本記事では、FUNDINNOの企業情報、強み、将来性、そしてFGIとの関係まで、投資判断に必要なポイントを網羅的に解説します。
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FUNDINNOの企業情報
FUNDINNOは2015年設立の、株式投資型クラウドファンディング(ECF)のリーディング企業です。本社は東京、従業員は130名規模と、スタートアップとしては中堅クラスの規模に成長しています。
主な事業は次の3つです。
- FUNDINNO(株式投資型クラファン)
初期〜アーリー期の未上場企業が、個人投資家から資金調達できる仕組みを提供。 - FUNDINNO PLUS+
より成長した企業の大型資金調達を支援する、プロ投資家向けのプラットフォーム。 - FUNDOOR
ベンチャー企業の成長支援、管理支援サービスを展開。
この3つの事業により、「資金調達」「株主管理」「成長支援」までワンストップで支援する体制を整えています。

強み・将来性(未上場企業に投資できる魅力)
FUNDINNOの最大の魅力は、従来の日本にはなかった**「個人が未上場企業に投資できる」**という仕組みを作った点です。
● 少額からエンジェル投資が可能
従来は数百万円〜数億円レベルの出資が必要だった世界に、FUNDINNOは「1口10万円前後」という一般投資家でも参加しやすい投資口を作りました。これにより、誰もが将来のユニコーン企業を支援できる“新しい投資文化”が生まれています。
● ECFからレイター企業まで幅広くカバー
FUNDINNOは、創業初期の企業だけでなく、ある程度成長した企業にも資金調達の機会を提供できるため、スタートアップ市場全体の活性化に貢献している点が強みです。
● 社会的意義が高く、今後も需要が増加
政府によるスタートアップ育成政策も追い風となり、「未上場企業 × 個人投資家」という構造は、今後も拡大が見込まれます。
君もエンジェル投資家になろう!
日本ではこれまで、エンジェル投資は“特別な人だけができる投資”というイメージがありました。しかしFUNDINNOの登場により、
誰もがベンチャー企業の成長を応援し、株主として参加できる時代
が到来しました。
IPO前に企業を支援し、その企業が成長する過程を共に歩む――
これは株式市場とは違った、非常に大きな投資体験です。
投資の方法が多様化し、株式・ETF・不動産だけでなく、
「ベンチャー投資」という新しい選択肢が広がったといえます。

エンジェル投資家とは?未上場企業の成長を支える“天使”たち
エンジェル投資家は、創業間もない企業(シード期・アーリーステージ)に対して、個人の資金で出資を行う投資家のことを指します。銀行融資やベンチャーキャピタルによる資金調達が難しい段階で、企業の将来性に賭けて支援する存在です。
主な特徴と役割
- 資金提供:返済不要の資金を提供し、企業は株式を譲渡することで対価を支払う
- 経営支援:元起業家や経営者が多く、事業戦略や採用、資金調達のアドバイスを行う
- 人脈の提供:業界ネットワークを活かし、販路拡大や提携先の紹介なども可能
- キャピタルゲイン狙い:IPOやM&Aによる株式売却益を期待して投資する
投資家にとっての魅力
- 高いリターンの可能性:成功すれば数十倍の利益も見込める
- 社会的意義:革新的な技術やサービスの成長を支援できる
- 投資の楽しさ:企業の成長過程に深く関われる知的好奇心の充足
注意点
- リスクが高い:企業が失敗すれば投資額がゼロになる可能性も
- 経営への介入度:出資額によっては経営方針に影響を与えることも
FUNDINNOのようなプラットフォームを通じて、一般投資家でもエンジェル投資家になれる時代が到来しています。少額から始められるため、投資の新しい選択肢として注目されています
FUNDINNOとFGI(フィンテック・グローバル)の関係
FUNDINNOは、FGI(フィンテック・グローバル)と資本面・事業面でつながりがあります。過去にFGIがFUNDINNOの関連会社へ出資を行っており、FUNDINNOの成長はFGIの企業価値にも影響を与える可能性があります。
FUNDINNOがIPOで注目されると、FGIが保有する持分の価値が上昇する可能性もあり、連想買いが入る可能性があります。ただし、短期的には売り圧やロックアップなどの影響もあるため、過度に期待しすぎず“材料としての可能性”として捉えるのが適切だと思います。
☟尚、フィンテック・グローバルについては以下の記事で熱く語っていますのでこちらもご参照くださしい!
フィンテック・グローバル「本業の投資銀行が覚醒した」─ムーミン黒字で2026年9月期も続くテンバガーへの道
FUNDINNOの財務指標(PER / PBR / ROE)
IPO前企業のため、財務指標は変動が大きく確定値ではありませんが、公募価格ベースでは次のような指標が見込まれています。
- PER:約40倍前後
- PBR:約3倍前後
- ROE:実績赤字のため算出不可
現在は赤字であり、成長投資期の企業です。そのため、指標を割安・割高で判断するよりも、
ビジネスモデル・市場規模・成長ストーリー
が投資判断の内容となります。
まとめ
FUNDINNOは、日本で初めて“未上場企業への投資”を一般投資家へ開放した、非常に意義の大きい企業です。
- 少額でエンジェル投資ができる
- スタートアップ支援プラットフォームとして成長性が高い
- 社会的意義のある事業で追い風が強い
- FGIとの関連でテーマ性もある
- IPO直後の注目度が高く、大きく動く可能性がある
未上場企業 × 個人投資家 × IPO という構造の中心にいるFUNDINNOは、2026年以降の日本市場でも確実に話題になる存在です。投資家として、今のうちに理解しておく価値は非常に高いと思います。
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