はじめに|IPOセカンダリー投資の醍醐味とは?
IPO直後の株は、初値高騰→調整→再浮上という“セカンダリー投資”の王道パターンが存在します。特に再上場銘柄は、企業体質が改善された上での再挑戦であることが多く、中長期での株価上昇が期待されるケースが多いです。
2025年9月29日に東証プライムへ再上場したソニーフィナンシャルグループ(以下、ソニーFG)は、まさにその典型。保険・銀行・証券を傘下に持つ金融持株会社として、ソニーグループの中核金融事業を担う存在です。
◆トピック◆
IPOセカンダリー投資法については👇の記事をご参照ください!
テンバガー投資家Xさんに習うIPOセカンダリー投資法と直近候補10銘柄
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ソニーFGの企業情報|金融×テクノロジーの融合
- 社名:ソニーフィナンシャルグループ株式会社
- 証券コード:8729(東証プライム)
- 事業内容:生命保険(ソニー生命)、損害保険(ソニー損保)、銀行(ソニー銀行)、証券(ソニー証券)などを傘下に持つ金融持株会社
- 時価総額:約1.1兆円(2025年12月時点)
- 株価:156.2円(12月11日時点)【1単元=100株で約15,620円】
ソニーグループのブランド力と、金融事業の安定収益を兼ね備えた“守りと攻め”のバランスが取れた企業です。

なぜ今ソニーFGが注目されるのか?
① IPO後の調整完了
再上場後、株価は一時的に調整しましたが、現在は底打ち感が強く、出来高も増加傾向。機関投資家の買いも入り始めており、セカンダリー投資の“イン”のタイミングとして絶好です。
② 金融事業の安定性と成長性
- ソニー生命は保険契約の出再を進め、リスク管理を強化
- ソニー銀行は住宅ローンや外貨預金で個人向けに強み
- ソニー損保は自動車保険のオンライン契約数が業界トップクラス
③ ソニーグループとのシナジー
- ソニーのAI・IoT技術を活用した保険のリスク予測や金融商品の最適化が進行中
- グループ内での顧客データ連携によるクロスセル戦略も加速
各種指数|財務の健全性と成長力
| 指標 | 数値(2025年12月時点) |
|---|---|
| PER(予) | 約13.6倍【割安水準】 |
| PBR(実) | 約1.72倍【資産価値に対して適正】 |
| ROE(実) | 約12.46%【高収益性】 |
| 配当利回り(予) | 約2.22%【安定配当】 |
| 自己資本比率 | 約2.9%【金融業としては標準】 |
ROEが12%超えは金融業界でも高水準。利益率の高さが株主還元余力につながります。
配当性向と今後の増配計画
- 2026年3月期の予想配当金:3.5円/株
- 配当利回り:約2.22%
- 配当性向:現時点では未開示だが、過去の実績では30〜40%台が目安
- 今後の増配余地:
- 経常利益は前年比+171.8%と急回復
- 自己株式取得も進めており、株主還元姿勢は強い
- 通期では増益見込みのため、2026年以降の増配が期待される
キャピタルゲイン&インカムゲインの両取りが狙える理由
キャピタルゲイン(値上がり益)
- IPO後の調整完了+業績回復+増配期待=株価上昇の三拍子
- 目標株価は180円〜200円台との予測もあり、現在の株価から20〜30%の上昇余地
インカムゲイン(配当益)
- 安定した金融収益+増配余地あり=長期保有で配当収入も期待できる
- ソニーグループのブランド力が長期的な信頼性を支える
今後の株価予想|2026年に向けての展望
- 短期(〜2026年3月):業績回復+増配期待で180円台までの上昇を予想
- 中期(〜2027年):金融事業の安定成長+AI活用による収益改善で200円突破も視野
- 長期(〜2030年):ソニーグループとの連携深化により、金融×テクノロジーの成長銘柄として再評価される可能性大
まとめ|今こそ“イン”のタイミング
ソニーFGは、再上場という節目を迎えた今、まさに投資家が注目すべきタイミングです。
- 調整完了で底値圏
- 業績回復+増配期待
- キャピタルゲインとインカムゲインの両取りが可能
IPOセカンダリー投資法の王道を行く銘柄として、今こそ“イン”しておきたいお宝株です。
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