はじめに
海洋掘削船「ちきゅう」が南鳥島に到着し、いよいよレアアース採掘が本格化する可能性が出てきました。もし大量のレアアースが確認されれば、南鳥島の護岸工事・港湾整備・掘削拠点の構築など、海洋土木の大規模プロジェクトが一気に動き出す未来が見えてきます。(以下関連記事ご参照下さい)
ちきゅう南鳥島着、レアアース掘削開始|中国依存脱却で大化けが狙える関連銘柄10+1選
そこで今回注目したいのが 海洋土木の老舗・東亜建設工業(1885)。
五洋建設は以前取り上げたので、今回は“もう一つの海洋土木の雄”を深掘りします。

今回の記事では海洋土木の東亜建設を紹介していくよ。あと、株情報を収集したい方はmoomoo証券登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想見れるよ。以下はエヌビディアの例です!

今なぜ東亜建設工業が注目されるのか
南鳥島は日本最東端の孤島で、資材も人員もすべて船で運ぶ必要がある超難易度の工事環境です。
このような 「海のど真ん中での工事」 をこなせる企業は日本でも限られています。
東亜建設工業はまさにその代表格。
- 海上土木を主力とする総合建設会社
- 港湾・護岸・浚渫・埋立などに強み
- ODAを含む海外工事にも積極的
南鳥島のレアアース採掘が本格化すれば、
護岸工事・港湾整備・作業船の係留施設・資材置き場造成
など、海洋土木の出番は確実に増えます。
その受注の“本命候補”として東亜建設が注目されるのは自然な流れです。

東亜建設工業の企業情報
東亜建設工業は1908年創業、100年以上の歴史を持つ海洋土木のスペシャリスト企業です。
基本情報(抜粋)
- 商号:東亜建設工業株式会社
- 創業:明治41年(1908年)
- 本社:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
- 従業員数:1,700名超
- 主力事業:海上土木、陸上土木、浚渫・埋立、建築工事
特色
- 旧浅野系の海洋土木の名門
- 国内土木・海外工事・建築のバランスが良い
- 海洋土木の技術力が高く、難工事に強い

成長性・将来性
東亜建設工業は過去10年で売上・利益ともに大きく成長してきました。
- 売上高:10年で約1.7倍
- 純利益:10年で約7倍
- 10年平均成長率:売上高 5%前後、純利益 20%超
特に純利益の伸びが強く、収益性の改善が顕著です。
さらに将来性の面では、
- 南鳥島レアアース関連の海洋土木需要
- 国内の港湾老朽化対策
- 海面上昇に伴う護岸強化
- 海外ODA案件の増加
など、長期的なテーマが揃っています。
海洋土木は参入障壁が高く、競合が限られるため、
テーマが来た時の利益インパクトが大きい業界 です。
南鳥島のレアアース開発が進む=港湾・掘削基地整備が増える可能性 と考えると、海洋土木銘柄として東亜建設工業に注目が集まる理由になり得ます。

時価総額・PER・PBR・割安性・配当性向
(2025.1.17時点 指数)
- 時価総額:2,820億円 中堅ゼネコンとしては手頃
- PER:16.5倍 → 建設業としてはやや割高だが、成長性を考えると許容範囲
- PBR:2.33倍 → 海洋土木の希少性を織り込んだ水準
- 配当性向:利益成長が続けば増配余地あり
建設株は一般にPER10〜12倍が多い中、東亜建設はやや高めですが、
海洋土木という“テーマ性”が評価されている状態 と言えます。
今後の株価予想(個人の見解ベース)
南鳥島レアアースが本格化した場合、東亜建設は以下の恩恵を受ける可能性があります。
- 護岸工事・港湾整備の大型受注
- 長期にわたる継続工事
- 海洋土木の注目度上昇
- テーマ株としての資金流入
特に南鳥島は“日本で最も工事が難しい場所”の一つであり、
対応できる企業が限られるため、受注集中が起きやすい環境です。
短期:テーマ性で株価上昇の可能性
中期:受注増 → 売上・利益の安定成長
長期:海洋土木の需要拡大で再評価余地
PER16.5倍はすでに期待を織り込みつつありますが、
実際に南鳥島関連の受注が出れば、もう一段の株価上昇も十分あり得る と考えられます。
まとめ
- 南鳥島レアアースが本格化すれば、海洋土木の需要は爆発的に増える
- 東亜建設工業は海洋土木の老舗で、南鳥島のような難工事に対応できる数少ない企業
- 過去10年で売上・利益ともに大きく成長
- PER16.5倍・PBR2.33倍はテーマ性を織り込んだ水準
- レアアース関連のニュース次第で、株価は大きく動く可能性がある
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