はじめに
日本株市場では日々さまざまなテーマが話題になりますが、
**実は「国策なのに、ほとんど知られていないテーマ」**が存在します。
それが――事業承継です。
2026年2月8日の衆議院解散総選挙を経て、自民党が過半数を維持し、高市早苗氏が再び総裁に選出される可能性は極めて高いと見られています。
その高市政権が一貫して重視している政策の一つが「中小企業支援」、その中核にあるのが事業承継問題です。
そして本日、
中小企業の事業承継M&Aを主力とする「ストライク(6196)」が市場の度肝を抜く決算を発表しました。
ストライク、10-12月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地、株式分割に伴い配当予想を修正
このストライクの決算を起点に、
同じ事業承継を主力ビジネスとするフィンティック・グローバル(8789)にも、大きな追い風が吹く可能性について考察します。

今回の記事では国策・事業承継を取り扱う銘柄を紹介していくよ。あと、株情報を収集したい方はmoomoo証券【WEB】登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想見れるよ。株取引には情報の鮮度が命!
事業承継が“国策級テーマ”と言われる理由
まずは文献としてこの高市首相の所信表明演説をご覧ください。

この中で、中盤

また別の日の商工会全国大会であいさつでは、

なぜ事業承継が国策なのか。
これは感覚論ではなく、数字と現実が背景にあります。
- 日本の中小企業:約 360万社
- 経営者の平均年齢:60歳超
- 後継者未定率:約6割
- 今後10年で廃業リスクにある企業:約127万社
このまま放置すれば、
雇用・技術・地域経済が一気に失われるという深刻な事態になります。
そのため政府は、
- 事業承継税制の大幅緩和
- M&A活用による第三者承継の推進
- 地方銀行・会計事務所との連携強化
といった施策を継続的に実行しています。
つまり事業承継は、
景気対策でもあり、地方創生でもあり、産業防衛でもある「ど真ん中の国策」なのです。
事業承継ビジネスの具体的なモデル
事業承継ビジネスの収益構造は非常にシンプルかつ強力です。
- 後継者不在の中小企業オーナーを発掘
- 買い手企業・個人をマッチング
- M&A成立時に成功報酬(数千万〜数億円)を受領
特徴は以下の通り👇
- 在庫不要
- 設備投資ほぼ不要
- 人材=収益源
- 成約件数が増えるほど利益が積み上がる
まさに
高収益・高ROE・景気変動耐性のあるビジネスです。
ストライクの今回の決算が示したのは、
「事業承継M&Aは既に“点”ではなく“面”で拡大している」という事実でした。
事業承継関連銘柄一覧
事業承継・中小企業M&Aを手掛ける主要企業を網羅的にまとめるとこうなる。
ストライク(6196)
- 中小企業M&A仲介の代表格
- 今回の決算は受注・利益ともに想定超え
- 市場に「事業承継はまだ終わっていない」と再認識させた存在

フィンティック・グローバル(8789)
- 事業承継支援を主力とする企業
- 2/12 に決算発表
- 小型株ゆえテーマ性が刺さると資金が流入しやすい

日本M&AセンターHD(2127)
- 国内最大手
- 地方銀行・会計事務所ネットワークが圧倒的
- 安定感は随一

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)
- 独立系で高成長
- FA形式で高単価案件に強み
- 高収益体質

クオンツ総研ホールディングス(旧M&A総合研究所)(9552)
- AIマッチングを武器に急成長
- 成約スピードの速さが特徴

株式会社フォーバル(8275)
- 中小企業の事業承継に特化した支援を展開
- 地域密着型のコンサルティングに強み

株式会社タナベコンサルティング(9644)
- 事業承継計画の策定から親族内承継・第三者承継までワンストップ支援
- 中堅・中小企業の経営支援に長い実績

フロンティア・マネジメント株式会社(7038)
- 事業承継コンサルティングを含む総合型アドバイザリー
- 再生・戦略コンサルと組み合わせたソリューションが強み
- 業績悪くここは手を出さないのが賢明

今後“化ける可能性”が最も高いのは──フィンティック・グローバル
ここからが本題。
事業承継市場は今後も拡大が続く。 その中で、小型株でレバレッジが効きやすいのがフィンティック・グローバル(8789) です。
過去関連記事: フィンテック・グローバル「本業の投資銀行が覚醒した」─ムーミン黒字で2026年9月期も続くテンバガーへの道
時価総額が小さく、テーマが刺されば一気に動く
大手と比べて時価総額が小さいため、 好決算やテーマ性で資金が流入しやすい。
事業承継にフォーカスした“純度の高いプレイヤー”
大手は事業承継以外の領域も多いが、 フィンティックは事業承継に特化している。
テーマの純度が高い。
2/12 の決算が最大の注目ポイント
ストライクの強い決算を受け、 同業のフィンティックにも期待が高まる構図。
まとめ
- 日本は後継者不足による「大量廃業時代」に突入
- 事業承継は国策級テーマとして注目度が上昇
- ストライクの好決算が市場の強さを証明
- 事業承継関連銘柄は裾野が広く、競争と成長が続く
- その中でフィンティック・グローバルは“次の主役候補”
- 小型株×国策テーマ×決算前という絶好のタイミング
事業承継はこれから数年続く巨大テーマ。 その波の中心にいる企業を、今のうちに押さえておきたい。
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