はじめに
近年の日本株市場では、「コンテンツ×DX」「ストック型ビジネス」を軸にした企業が中長期で大きな成長を遂げています。その中で、ダイヤモンド・ザイ誌にてテンバガー候補として紹介されたのが、
NexTone(7094・東証グロース)です。
NexToneは、音楽著作権管理という参入障壁が極めて高い市場において、JASRACに対抗する唯一の民間企業。
さらに近年は、デジタル配信・YouTube・VTuber・ゲーム・アニメなど、成長市場を取り込みながら、安定成長+高い利益成長を実現しています。
本記事では、
- NexToneがテンバガー候補とされる理由
- 企業概要とビジネスモデル
- 直近決算(2026年3月期2Q)の詳細分析
- 成長性・将来性
- 今後の株価見通し
を、決算資料ベースの一次情報のみで解説します。

◆トピック◆
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NexToneがテンバガー候補と言われる理由
NexToneがテンバガー候補として注目される理由は、大きく4点あります。
参入障壁が極めて高い「音楽著作権管理」ビジネス
音楽著作権管理事業は、
- 法律対応
- 権利処理ノウハウ
- 大規模システム投資
が必須で、新規参入はほぼ不可能。
NexToneは、JASRACに対抗できる唯一の民間企業として、年々シェアを拡大しています。
ストック型で積み上がるビジネスモデル
管理楽曲数・取扱原盤数が増えるほど、将来の収益が積み上がる構造。
これは典型的なテンバガーが生まれやすいモデルです。
高い成長率と利益率改善
直近決算では、
- 売上高:+9.0%
- 営業利益:+55.4%
と、利益成長が売上成長を大きく上回る局面に突入しています。
プライム市場上場を視野
2027年3月期にプライム市場上場を計画しており、
→ 機関投資家マネー流入
→ バリュエーション再評価
が期待されます。
企業情報(NexTone 7094)
- 会社名:株式会社NexTone
- 設立:2000年
- 上場市場:東証グロース
- 事業内容
- 著作権管理事業
- デジタルディストリビューション(DD)事業
- 音楽配信事業
- ビジネスサポート事業
- 特徴:
- 無借金経営
- ネットキャッシュ約96億円
- 自己資本比率35%超
財務安全性はグロース株の中でもトップクラスです。
直近決算発表分析(2026年3月期 第2四半期)
業績ハイライト(前年同期比)
- 売上高:102.6億円(+9.0%)
- 営業利益:5.8億円(+55.4%)
- 取扱高:192.1億円(+10.2%)
- 管理楽曲数:75.8万曲(+14.7万曲)
- 取扱原盤数:159.8万原盤(+22.0万原盤)
→ 主力事業が順調に拡大し、利益率も改善。ストック型ビジネスの強みが出ている。
事業別の状況
著作権管理事業
- 管理楽曲数:75.8万曲(+24.1%)
- 売上は堅調、人件費増で利益は一服
→ 将来収益の種まきフェーズ
DD(デジタルディストリビューション)事業
- 売上高:+7.2%
- 営業利益:+8.5%
- VTuber・ゲーム・アニメ関連が好調
音楽配信事業
- 料金改定が奏功し増収増益
- 法人向け「レコチョク play」が拡大中
ビジネスサポート事業
- 売上高:+48.1%
- 赤字縮小、将来の成長ドライバー
財務面
- 無借金
- ネットキャッシュ約96億円
- フリーCFは一時的マイナス(入金ズレ要因)
成長投資をしながら財務は超健全です。
成長性・将来性
NexToneの将来性は以下の3点に集約される。
中期計画で「売上1.5倍・営業利益2.7倍」を掲げる
2025→2028年で
- 売上:194億 → 296億
- 営業利益:10億 → 27億
と、非常に強気な計画を発表。 特にDD事業とビジネスサポート事業が牽引役。
著作権管理のシェア拡大(目標:中期10%、長期50%)
2024年時点で7.8% → 2028年に12%を目指す。 JASRACの牙城を崩す唯一の存在として、長期テーマ性が強い。
海外市場・YouTube関連の伸び
YouTubeの収益化支援は世界的に伸びており、NexToneの強みが最も活きる領域。
拡張余地の大きい分野が山ほど残っています。
「音楽×DX×ストック型」これは、テンバガーの教科書的構造です。
今後の株価予想
短期的には、
- グロース市場の地合い
- 金利動向
の影響を受けやすいですが、
中長期では業績が株価を引っ張る局面に入っています。
- プライム市場上場
- 利益成長の加速
- 機関投資家の組み入れ
これらが揃えば、時価総額数倍も十分射程圏です。
まとめ
NexTone(7094)は、
- 参入障壁が極めて高い
- ストック型ビジネス
- 利益成長フェーズ突入
- 財務超健全
- プライム上場思惑あり
という、テンバガーの条件を高いレベルで満たした銘柄です。
短期の値動きに一喜一憂せず、
業績と事業成長を軸に中長期で向き合いたい一社だと感じます。
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