- はじめに──2026年の投資戦略を考える季節が来た
- 過去のテンバガー達成銘柄おさらい
- 2026年テンバガー候補20選(特徴・理由つき)
- ① ハッチワーク(175A)──空室管理×SaaSで成長余地は巨大
- ② フロンテオ(2158)──AI解析の本命に再浮上
- ③ GNI(2160)──F351承認目前、3本柱で“多国籍バイオ”へ
- ④ アクシス(4012)──地方IT人材の需要を捉える
- ⑤ リアルゲイト(5532)──都心オフィスの再定義者
- ⑥ エフ・コード(9211)──マーケDXの波に乗る本命
- ⑦ 三井海洋開発(6269)──世界の洋上石油プラットフォームで無双
- ⑧ 免疫生物研究所(4570)──抗体×TGカイコで研究開発の本命
- ⑨ 技術承継機構(9347)──日本の技術を守る“後継者問題ソリューション”
- ⑩ 第一稀元素化学工業(4082)──EV・触媒の隠れた主役
- ⑪ フィットイージー(212A)──アミューズメント×フィトネス
- ⑫ オカムラ食品工業(2938)──水産加工のトップ企業へ
- ⑬ オムロン(6645)──FA×センシングで再び世界へ
- ⑭ 東京精密(7729)──半導体検査装置の雄
- ⑮ アズビル(6845)──自動化×省エネの優等生
- ⑯ イビデン(4062)──パッケージ基板の世界的サプライヤー
- ⑰ オルガノ(6368)──超純水の国内トップクラス
- ⑱ ブイ・テクノロジー(7717)──FPD装置で復活気配
- ⑲ ツガミ(6101)──超精密加工でEV市場をつかむ
- ⑳ 霞ヶ関キャピタル(3498)──成長率が飛び抜けた不動産デベロッパー
- まとめ──2026年は“波に乗れる銘柄”を拾う一年になる
はじめに──2026年の投資戦略を考える季節が来た
12月に入り、いよいよ投資家にとって「来年の戦略」を考える重要な時期になってきました。
昨年、私は「翌年のテンバガー候補銘柄」をまとめた記事が思いのほかバズり、多くの読者の方に読んでいただきました。
そして2025年は、金利高・地政学リスク・為替変動など難しい相場が続いた一年でもありました。
しかしその裏で、確実に力を蓄え、来年一気にブレイクする可能性を秘めた銘柄がいくつも出てきています。
2026年の相場を狙ううえで
「テンバガー候補に早いうちから仕込む」
という視点は極めて重要です。
本記事では、
- 過去に10倍株となった実例
- テンバガーの共通項
- 2026年に化ける可能性が高い20銘柄(理由つき)
を、あなたが“そのままNISA戦略に使えるレベル”で解説します。
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👉関連記事 【投資家必見】moomoo証券が熱い!SOFIレバ2倍ETF&テンバガー候補7銘柄まとめ
過去のテンバガー達成銘柄おさらい
まずは、過去に株価10倍を達成した実在の企業を振り返ってみましょう。
ここにヒントが詰まっています。
① さくらインターネット(3778)──AI・データセンターの大本命へ飛躍
地方の小さなホスティング企業から、
生成AI時代のインフラ企業へ大変貌を遂げ、株価は長期で大化け。
- 官民のAIデータセンター需要
- 大手企業との協業
- クラウドからAIインフラへの転換
テーマ性×成長性の掛け算が大きく作用した例。
② レーザーテック(6920)──EUVの独占技術が世界を制した
- EUV検査装置という唯一無二のポジション
- 半導体需要の波に乗った
- 日本企業でも“世界シェアトップ”になれる
独占技術 × 世界市場 × 長期トレンド
この3条件を満たした典型的テンバガー。
③ 神戸物産(3038)──「業務スーパー」の全国展開で超成長
- 低価格×PB商品の強み
- FCモデルで出店スピードが圧倒的
- デフレ局面で需要が追い風
小売でテンバガーを達成した貴重な例。
④ オリエンタルランド(4661)──テーマパークの需要が伸び続ける世界
長期的には
インフラ × 顧客体験 × 値上げ余地の大きさ
という構造が極めて強く、10倍株へ。
日本でも「安定成長でテンバガー」は可能。
⑤ ワークマン(7564)──現場向けから一般向けブランドへ進化
- ワークマン女子
- アウトドア需要
- PBの圧倒的な利益構造
「ブランドの再発明」がテンバガーの引き金になった好例。
2026年テンバガー候補20選(特徴・理由つき)
ここからが本題。2026年、私が強く注目する “本気のテンバガー候補20銘柄” を紹介します。
① ハッチワーク(175A)──空室管理×SaaSで成長余地は巨大
不動産管理のDX化を進めるSaaS企業。
空室管理の効率化という、数字として積み上がりやすい市場を握っている。
- 低コストで導入可能
- サブスク収益で利益構造が安定
- 物件数の増加=継続成長の構造
SaaS銘柄の再評価が始まれば、一気に化ける可能性。
② フロンテオ(2158)──AI解析の本命に再浮上
法律文書の解析AIで、実績も歴史も他企業より抜けている。
- AIバブルの再来
- 医療AIの伸び
- eディスカバリーで世界的実績
再評価される可能性が高い。
③ GNI(2160)──F351承認目前、3本柱で“多国籍バイオ”へ
- F351の中国承認が最大イベント
- 医療機器事業が急成長
- 子会社CullgenがNASDAQ上場
- 主力薬アイスーリュイ好調
時価総額に対して成長余地が大きい典型的テンバガー候補。
【最新版】GNI(2160)完全アップデート─F351承認目前、GYRE好調、Cullgen上場。三本柱がそろう“テンバガー候補”の全貌
④ アクシス(4012)──地方IT人材の需要を捉える
- 地方企業のDX需要
- グループ会社との連携で受託力UP
- エンジニア不足時代の追い風
堅実に伸びる“実力系テンバガー枠”。
⑤ リアルゲイト(5532)──都心オフィスの再定義者
- リノベ×シェアオフィス
- 新時代の働き方の受け皿
- 高収益モデルを確立
都心の空間価値を変える存在。
⑥ エフ・コード(9211)──マーケDXの波に乗る本命
- Web接客ツール
- マーケティング自動化
- サブスクモデル
DX系テンバガーの典型的特徴を備える。
⑦ 三井海洋開発(6269)──世界の洋上石油プラットフォームで無双
- FPSO市場の世界大手
- 資源関連の長期需要
- 円安の追い風
重厚長大だが、世界市場で戦える稀有な日本企業。
三井海洋開発(6269)レアメタル相場追い風でV字回復!7倍も狙える次世代資源戦略の主役へ
⑧ 免疫生物研究所(4570)──抗体×TGカイコで研究開発の本命
- 特許取得(抗HIV抗体など)
- TGカイコという独自技術
- 好決算でストップ高連発
- 研究基盤の強さが抜群
バイオでテンバガー候補に入る貴重な存在。
免疫生物研究所(4570)──静かな研究所が放つ“成長の号砲”。テンバガー候補として注目すべき理由
⑨ 技術承継機構(9347)──日本の技術を守る“後継者問題ソリューション”
- 技術承継という独自ドメイン
- 買収→再建→売却モデル
- 国策の追い風
日本のM&A市場は巨大。この企業は独自の立ち位置。
技術承継機構(319A)とは?最新決算・強み・将来性・テンバガーの可能性を徹底分析
⑩ 第一稀元素化学工業(4082)──EV・触媒の隠れた主役
- ジルコニウム化合物で世界屈指
- EV部材、触媒需要
- 市場規模の大きさが魅力
地味だが実力のある化学メーカー。
第一稀元素化学工業(4082)|レアアース×EV革命で急騰中!テンバガー候補の実力を徹底分析
⑪ フィットイージー(212A)──アミューズメント×フィトネス
- AIを駆使した超先進的ジム運営
- 歯のホワイトニングや、セルフエステなど健康美容もコラボ
- QUOカード+ジム優待料金の神株主優待
テーマ性+市場成長が非常に強い。
フィットイージーは最先端ジム設備で会員数激増中株価2倍~テンバガー候補!
⑫ オカムラ食品工業(2938)──水産加工のトップ企業へ
- 国内外で加工食品を展開
- 為替の追い風
- 水産資源の高騰でも利益体質が改善
食品でテンバガーが狙える珍しい例。
養殖から販売まで垂直統合のオカムラ食品工業はサーモン・イクラでテンバガー候補!
⑬ オムロン(6645)──FA×センシングで再び世界へ
- FA需要
- 体温計などヘルスケア回復
- グローバル展開が強み
大型株ながら再評価の余地がある。
⑭ 東京精密(7729)──半導体検査装置の雄
レーザーテックに続き、
日本の精密測定技術が世界に評価されている。
- 露光装置向けニーズ
- 半導体回復の恩恵
⑮ アズビル(6845)──自動化×省エネの優等生
- ビルオートメーション
- 省エネ化の世界ニーズ
- 安定成長
地味だが長期の勝ち組。
⑯ イビデン(4062)──パッケージ基板の世界的サプライヤー
- AI時代の基板需要が激増
- インテルとの関係
- 世界で勝てる日本企業
半導体関連の大本命。
⑰ オルガノ(6368)──超純水の国内トップクラス
- 半導体工場の増設に不可欠
- 社会インフラとしての強み
- 長期需要が底堅い
⑱ ブイ・テクノロジー(7717)──FPD装置で復活気配
- ディスプレイ市場の再成長
- OLED関連需要
- 技術力は世界レベル
⑲ ツガミ(6101)──超精密加工でEV市場をつかむ
- 中国市場が強い
- EV部品の精密需要増
- 円安で追い風
⑳ 霞ヶ関キャピタル(3498)──成長率が飛び抜けた不動産デベロッパー
- 学生寮、太陽光、物流など成長市場
- 資金回転率が優秀
- 利益成長が圧倒的
過去の成長率を見ると、最もテンバガーに近い銘柄の一つ。
霞ヶ関キャピタル決算分析|2025年8月期は純利益2倍超!ホテルREIT・物流・ヘルスケアで飛躍、株価3~4倍の可能性を徹底検証
まとめ──2026年は“波に乗れる銘柄”を拾う一年になる
ここまで、
2026年の日本株テンバガー候補20銘柄 を紹介してきました。
テンバガーの条件はさまざまですが、総じて言えるのは
- 市場成長の追い風がある
- 独自技術 or 参入障壁が高い
- 長期テーマに乗っている
- 財務や事業構造が改善している
- 時価総額に「伸びしろ」が残っている
この5つの条件です。
今回紹介した銘柄は、いずれもこれらを満たしつつ
「2026年の相場テーマに刺さりやすい」ものばかり。
来年のNISA戦略を組み立てるうえでも、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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