5大商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)いまから買うならどこがオススメ?

日米株
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はじめに

日本の株式市場において、“5大商社”と呼ばれる企業群が注目を集めています。資源価格の変動、脱炭素・グリーン化(GX)、食料・インフラ・エネルギーの地政学リスク――これらを背景に商社の事業ポートフォリオをめぐる評価が改めて高まっています。さらに、世界的投資家である ウォーレン・バフェット 氏(バークシャー・ハサウェイ)がこの商社株に大規模な投資をしていることも話題になっています。
では、どの商社が買いなのか? 本記事ではまず各社の特徴を整理し、バフェット氏の保有状況を確認、さらに主要な指標を比較し、最後に今から買うならどこかを私見も交えて選定します。

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5大商社とは(各社の特徴・強み)

以下に、5大商社それぞれの特徴・強みをリスト形式で整理します。

商社特徴・強み
三菱商事「商社の王者」として資源(石炭・LNG・銅など)と非資源(生活産業・機械)を幅広く押さえており、グローバルな事業展開力が強みです。
三井物産資源ビジネスに強みを持ちつつ、機械・自動車部品などインダストリアル領域の展開も堅実。資源依存型からの脱却も模索しています。
伊藤忠商事非資源分野、特に生活関連・小売・繊維・サービス領域に強みがあり、消費者視点で成長戦略を描くことが特徴です。
住友商事資源依存度が比較的低く、メディア・サービス・インフラなど多角化を進めており、安定性重視の投資家にとって魅力的な側面があります。
丸紅食料・電力・エネルギービジネスに特に強みを持ち、グローバルなサプライチェーンを活かして収益を上げる構造を有しています。

ウォーレン・バフェットが日本の5大商社に投資する理由

バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは、2025年にかけて5大商社それぞれの株式を 約8.5〜9.8%程度 保有しており、将来的に10%近くまで持ち株を増やす可能性も報じられています。
以下に各社の保有比率(最新公表時点)をまとめます。

商社バークシャー保有比率
三井物産(8031)約 9.82%
三菱商事(8058)約 9.67%
住友商事(8053)約 9.29%
丸紅(8002)約 9.30%
伊藤忠商事(8001)約 8.53%

バフェット氏がこの商社群を好む理由としては、事業ポートフォリオの多様性、グローバル展開、資源・非資源を横断する収益構造、株主還元姿勢(配当・株式買戻し)などが挙げられます。
つまり、5社とも「巨大な懸案・リスクを抱えながらも、長期投資に耐えうる構造変化中の企業群」としてプロも注目しているわけです。


各商社の比較(PER・PBR・ROE・配当率)

最新ベースで比較可能な指標を以下リスト形式で示します。

商社PER(予想)PBRROE(実績)配当利回り(予想)
三菱商事約 11.18 倍約 1.13 倍10.3%約 3.00%
三井物産約 13.57 倍約 1.43 倍11.9%約 3.04%
伊藤忠商事約 13.85倍約 2.18 倍15.7%約 2.25%
住友商事約 9.82 倍約 1.21 倍12.4%約 3.00%
丸紅約 12.17 倍約 1.72 倍14.2%約 2.65%

今から買うべき1銘柄を選定!

上記比較を踏ま、私として「いま買うならこの商社」として選ぶなら 「住友商事(8053)」 を推します。理由は以下の通りです:

  1. PER・PBRともに最も割安圏(PER約9.82倍、PBR約1.21倍)で評価余地あり。
  2. **配当利回り約3.00%**と高く、安定収益+株主還元の視点から魅力。
  3. 資源依存度が比較的低く、非資源分野・インフラ・サービスを強化しており、景気変動や資源価格の影響を受けにくい。
  4. バフェット系保有比率も約9.29%と高く、長期投資家からの信頼も得ている。

もちろん、資源価格の反動リスク、為替の影響、インフラ投資の回収スピードといった留意点もありますが、「割安・高配当・長期構造変化対応」の観点から最も実践的な選択だと考えます。


まとめ

5大商社は、日本を代表するビジネスグループとして、資源・非資源・グローバル展開・株主還元を兼ね備えた企業群です。
バフェット氏が大規模に投資をしている背景にも、そこに「長期的に価値を生む構造」があると判断しているからこそです。
各社の比較では「住友商事」が最も割安で実践投資先として魅力的と感じますが、投資スタイルによっては「非資源で成長を目指す伊藤忠」「資源+非資源でバランス型の三菱」なども選択肢に入るでしょう。
株価上昇のタイミング、配当・株主還元の拡充、為替・資源価格の動向などを注視しながら、5大商社の中から“どこをいつ買うか”を戦略的に考えてみてください。


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