投資判断の助言をAIに求める時のとっておきの質問
こんばんわ! 突然ですが投資家の皆さんは『Chat GPTなどのAIに投資のアドバイスを求めたけど、AIから”個別銘柄についてはお答えできません”と言われてしまった』と言う経験はありませんか?
AIの回答を丸呑みする訳ではありませんが、これだけAIが発展した世の中、やはりAIの答えは参考にしたいですよね。
そこで今回、私が資金余力の400万円を共に高配当である日本エスコンと大倉工業どちらに投資すべきか悩みに悩んだ末にAIに質問して答えを導きだした例をご紹介します。
AIに投資のアドバイスをもらうにはそれなりに使用するAIと質問文章のテクニックが必要です。今回はこの質問の仕方を惜しげもなく公開します!!
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今回の記事ではAIを使った投資アドバイスの事例を紹介していくよ。あと、株情報を収集したい方はmoomoo証券登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想見れるよ。以下はエヌビディアの例です!

使用するAIソフト
結論から言います、Open AIのChat GPT、MicrosoftのCopilot、GoogleのGeminiに株の質問をしてもまともに回答してくれません。
私が使っているのは、このPerplexityと言うAIです! 早速ブックマーク下さい(*’▽’) もちろん無料で一日何個でも制限なく質問できます!
このAIさん画を描くことはできませんが、株の分析能力と参照する株DB(Kabutan,みんかぶ,企業の決算発表資料なんでも情報引っ張ってきます)の幅広さは素晴らしいです!
AIに投資アドバイスを求めるとっておきの質問の仕方
私が今回ご紹介するのは二通りの質問の仕方です。前述のPerplexityの質問欄に以下の通り打ち込んでみて下さい。
個別株の分析をしてもらいたい時
これも端的に質問の文章を公開します。
〖(企業名〇〇)の直近の決算発表の内容を株主の目線で分析してください。〗
です。これで『投資しようかな、やめとこうかな』位の判断はつく かなりの情報量を一瞬で纏めてくれます。私は個別株を買う前にいつもこれでAIに聞いています。
二つ以上の銘柄を比較したい時
これも質問の文章からご紹介です。
〖各指標を分析して(企業1名〇〇〇)と(企業2名〇〇〇)どちら投資すべきか助言してください〗
です。
ちなみにすごいのが、この質問 米国株にも有効です。一瞬で英語の決算資料を読み込んで翻訳して同じように回答してくれます。凄いぞAI!!!
さぁ、それでは今回私が迷った日本エスコンと大倉工業の比較です。
AIへの質問 〖各指標を分析して日本エスコンと大倉工業どちら投資すべきか助言してください〗
以下がAIの回答です
大倉工業と日本エスコンの主要指標比較 (実例)
指標 | 大倉工業(4221) | 日本エスコン(8892) |
---|---|---|
売上高(2024年実績/予想) | 811億円(2024年実績) 850億円(2025年予想) | 1,287億円(2024年12月期実績) |
営業利益 | 45.6億円(2024年実績) 53億円(2025年予想) | 151億円(2024年12月期実績) |
経常利益 | 51.1億円(2024年実績) 56億円(2025年予想) | 147億円(2024年12月期実績) |
当期純利益 | 43.6億円(2024年実績) 44億円(2025年予想) | 97億円(2024年12月期実績) |
1株当たり利益(EPS) | 364円(2024年実績) 384円(2025年予想) | 139円(2024年12月期実績) |
1株配当(予想) | 195円(2025年予想、配当性向約51.5%) | 46円(2024年12月期実績、配当性向約33%) |
自己資本比率 | 60.2%(2024年12月期末) | 26.8%(2024年12月期末 |
有利子負債倍率 | 0.10倍(2024年12月期末) | 2.41倍(2024年12月期末) |
ROE(自己資本利益率) | 7.3%(2024年12月期) | 14.3%(2024年12月期) |
※日本エスコンのデータは2024年12月期決算短信等から要約(は自社IR資料等参照)
投資判断のポイント
大倉工業の強み
- 業績は安定成長基調で、2025年も増収増益を計画。
- 配当性向が高く、2025年は195円配当、配当利回りも高水準。
- 自己資本比率60%超、有利子負債倍率も0.10倍と財務健全性が際立つ。
- 中期経営計画で株主還元重視を明言し、自己株取得も積極的。
日本エスコンの強み
- 売上・利益ともに大倉工業を上回る規模で成長率も高い。
- ROE(自己資本利益率)が14%台と効率的な経営で資本効率が高い。
- 住宅・不動産開発を中心に、景気回復局面では業績拡大が期待できる。
リスクと留意点
- 大倉工業は安定・堅実だが成長率やROEは日本エスコンに劣る。
- 日本エスコンは財務レバレッジが高く、自己資本比率が低い。景気後退や金利上昇時はリスクが高まる。
- 配当利回りや還元姿勢は大倉工業が優位。
投資助言
- 安定性・配当重視・財務健全性を求めるなら「大倉工業」
高配当・自己資本比率の高さ・株主還元策の積極性が魅力。長期保有やディフェンシブな投資に適しています - 成長性・資本効率重視・リスク許容度が高いなら「日本エスコン」
ROEや業績成長の高さを評価するなら選択肢。ただし財務リスクを十分認識する必要があります
総合的には、安定した配当収入や財務健全性を重視する株主には大倉工業、成長性や資本効率を重視しリスク許容度が高い投資家には日本エスコンが向いています。
ご自身の投資スタンスとリスク許容度に合わせて選択してください。
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ここまでがAIの回答でした。的確に比較して投資の助言までしっかりしてくれます。本当にすごいAI
これで私は結果として配当志向なので大倉工業に明日インすることを決めました。エスコンもいいかいしゃですね!!
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はAIをうまく使いこなして皆さんの投資に役立ててもらおうと思い、この記事を書きました。私も色々試行錯誤してAIを投資判断に使えないか半年以上質問をくり返しまし、この質問にたどり着きました。惜しみなくお教えしますので皆さんバシバシ質問しまくってください!!
それではまた書きますね!!
今回取り上げた銘柄を掘り下げるのにmoomoo証券が役立ちました(^^♪本当に使えるツールですので売買しなくても無料会員登録するだけでもありがたい相棒です!
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