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五洋建設に吹き荒れる3つの追い風!防衛費拡大×国土強靱化×レアアースで株価再加速テンバガーの気配

日米株
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はじめに

五洋建設(Penta-Ocean Construction)は、海上土木=「マリコン」分野で圧倒的首位の建設企業です。
岸壁、港湾、護岸、浚渫、埋立、洋上風力基礎工事といった、海の工事のプロフェッショナルとして120年以上の歴史を持ち、日本の港湾インフラを支えてきました。

ここ数年、五洋建設は市場の注目度が急激に上昇しています。
理由は単なる建設企業としての需要ではなく、

  • 防衛費拡大(離島防衛・港湾整備)
  • 国土強靭化(防波堤・護岸・災害インフラ)
  • レアアース海底資源
  • 洋上風力
  • 海外大型インフラ案件(東南アジア・中東)
  • 海洋インフラの更新需要

など “海×地政学×エネルギー×資源” の巨大テーマが五洋建設に集中しはじめたためです。

本記事では、
企業情報・決算評価・指標から将来性まで徹底深掘りし、
最後に“株価の行方”まで踏み込みます。

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五洋建設の企業情報

五洋建設は1896年創業。海の工事に特化し続けてきた日本でも珍しい専門ゼネコンです。

主要事業

  1. 国内土木(海上土木が中心)
    • 港湾工事
    • 護岸工事
    • 浚渫・埋立
    • 海底トンネル
    • 防災・減災インフラ
  2. 国内建築
    • 商業施設
    • 工場・倉庫
    • 医療施設
  3. 海外土木・建築
    • シンガポール・香港で圧倒的シェア
    • 東南アジアの港湾・滑走路・大型埋立工事を多数受注
    • 巨大国家プロジェクトの中核を担う

技術的強み

  • 海洋建設専用の大型船舶を多数保有(起重機船・浚渫船など)
  • 高難度の海底地盤処理技術
  • シンガポール(港湾・埋立)でトップクラスの建設実績
  • 洋上風力の海洋工事を専門的に行える国内数少ない企業

海のインフラ構築は技術・人員・船舶がそろって初めて可能なため、
参入障壁は極めて高く、五洋建設はまさに“海の王者”といえる企業です。


指数(PER/PBR/ROE/配当/時価総額)

最新データから概算値を整理します。

五洋建設のバリュエーション

  • PER: 約 17.5倍
  • PBR: 約 2.39倍
  • ROE: 9〜10%前後(推定)
  • 配当利回り: 約 2.2〜2.3%
  • 時価総額: 約 4,500億円前後

建設業としてはやや高バリュエーションに見えますが、
海洋土木という分野特化+大型テーマの追い風により
「プレミアムを乗せた評価」を受け始めています。


直近決算発表の評価

五洋建設は過去数年、海外工事の損失が響き減益が続いていました。
しかし、2024〜2025年以降は業績の底打ち感が強まっています。

直近決算(2026.3月期中間決算)のポイント

  • 売上高:3,790億円(過去最高レベル)
  • 営業利益:258億円(前期比+71%)
  • 国内土木は利益率が改善
  • 海外事業の損失は一巡しつつある

今後の業績見通し

中期経営計画では、

  • 営業利益 395億円 を目標(大幅増益)
  • 海外工事の採算改善
  • 洋上風力案件の収益寄与
  • 国内インフラの更新需要増

業績の谷は抜けつつあり、今後の利益成長が期待されています。


なぜ五洋建設が今注目を集めているのか

ここが最重要ポイント。

五洋建設には、今“歴史級クラス”の巨大テーマが3つ重なっています。

洋上風力という国家級プロジェクト

洋上風力市場は、政策の後押しにより
2030年以降は数兆円規模の市場に拡大

海洋土木の王者である五洋建設は、
基礎工事・海底施工を行える数少ない企業で、
本命中の本命といえます。

海外大型港湾・空港案件

シンガポール・香港において、五洋建設のシェアは破格。
アジアの成長に伴い、港湾の拡張需要は尽きません。

国内インフラ老朽化

日本の護岸・港湾・堤防の多くは50年以上前に建設されており、
改修・補強の需要が爆増しています。


五洋建設に吹く「防衛費拡大」「国土強靱化」「レアアース」の追い風

ここから追加項目。
今の五洋建設が“本当に熱い理由”はここにあります。


■防衛費拡大 ⇒ 港湾・滑走路・護岸の整備が増える

日本政府は防衛費をGDP比2%(約11兆円)へ拡大し、
離島防衛・港湾整備・災害対応インフラが国家ミッションになっています。

海上のインフラ整備=マリコン企業が直接恩恵。

特に想定される仕事は:

  • 軍事拠点の港湾整備
  • 護岸・堤防の補強
  • 災害対応の緊急基盤
  • 南西諸島の滑走路・港湾拡充

五洋建設が最も得意とする領域がそのまま国家需要に一致


■国土強靭化 ⇒ 防波堤・護岸が全国的に大更新

日本は災害国家であり、国土強靱化のための投資は
今後数十年間止まりません

国土交通省の資料によれば、
全国の港湾・護岸の「老朽化率」は40〜60%に達する地域が多数。

五洋建設の出番:

  • 防波堤建設
  • 老朽化した護岸の改修
  • 洪水対応の河川土木
  • 地盤沈下地域の埋立補強
  • 台風・高潮対策の堤防整備

→ 「国家的な必須事業」で、景気に左右されない需要。


■レアアース開発 ⇒ 海底資源の時代へ

五洋建設が注目される最大の理由のひとつがこのテーマ。

日本の海底には“世界最大級のレアアース埋蔵量”がある ことが判明し、
政府は2028年までに商業化を目指す方針。

しかし、海底資源の採掘には

  • 海洋での高難度施工
  • 海中構造物建設
  • 海底地盤技術
  • 海洋専用船の運用

が必須で、五洋建設の技術がまさに必要とされています。

レアアース採掘は“資源×安全保障”の超大型テーマであり、
五洋建設はその中心となる可能性を秘めています。


今後の目標株価

ここまでの材料を総合して、
五洋建設の株価シナリオを算定します。

■ベースケース(現実的な線)

  • 2026年営業利益:395億円達成
  • 海外事業が黒字化
    → PER18倍で評価すると
    株価 1,900〜2,000円(現行から20〜30%上昇)

■アグレッシブケース(強気)

  • 洋上風力が本格寄与
  • 国土強靱化+防衛需要で受注拡大
  • レアアース関連でテーマ性上昇
    → PER20〜22倍で評価
    株価 2,500〜2,800円以上も視野

■リスク

  • 海外案件の再損失
  • 資材高騰
  • 天候リスク(台風・遅延)

しかし総合すると、
五洋建設の長期テーマ性は強烈 です。


まとめ

  • 五洋建設は海洋土木の圧倒的リーディングカンパニー
  • 洋上風力、港湾インフラ、海外大型事業など複数テーマが同時進行
  • 直近決算は回復基調で中計は大幅増益
  • さらに 防衛費拡大・国土強靱化・レアアース という国家級テーマの追い風
  • 中期的にも大化けシナリオが十分にあり得る銘柄

海のインフラは“国家必須の仕事”であり、
五洋建設はその中核存在として、
今後10年で評価が一段上がる可能性を大いに秘めています。

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