AI時代のテンバガー候補!IREN|再エネ×BTCマイニングで次世代の成長株を狙う

日米株
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はじめに

AI革命とともに、世界のデータセンター需要は過去最大級の拡大局面を迎えています。膨大な計算資源を要するAIモデルのトレーニングや推論を支えるためには、安価かつ安定した電力が不可欠です。その一方で、環境意識の高まりから「クリーンエネルギー由来のAIインフラ」が注目を集めています。

こうした流れの中で、オーストラリア発の企業 Iris Energy Limited(ティッカー:IREN) は、「再生可能エネルギーで動く次世代型データセンター」を展開し、AI演算・ビットコインマイニングの両分野で存在感を高めています。

IRENは従来のマイニング企業とは異なり、「環境負荷を抑えた電力×高性能演算インフラ」という、持続可能かつ拡張性の高いビジネスモデルを構築しています。単なる仮想通貨銘柄にとどまらず、AI時代の新たなインフラ企業として成長を続けるIRENは、中長期でテンバガー(株価10倍)を狙える注目株です。

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会社概要

Iris Energy(アイ・アー・イー・エン)は、2018年にオーストラリア・シドニーで設立された企業です。創業者はダニエル・ロバーツ氏とウィル・ロバーツ氏の兄弟。二人はともに再生可能エネルギーとインフラ開発の分野で豊富な経験を持ち、“持続可能なマイニングモデルの構築”を理念に掲げました。

IRENの特徴は、水力・風力・太陽光などの再エネ電力を100%活用してマイニングを行うことです。これにより、他社のように化石燃料に依存することなく、電力コストの安定化と環境負荷低減を両立。環境規制の厳しい欧米市場においても、ESG投資資金の流入を受けやすい構造を持っています。

また同社は単なるマイニング企業ではなく、データセンター事業者としての側面も強めています。再エネ電力を利用した「AIクラウド処理・GPUサーバー運営」分野へも進出を開始しており、マイニングからAI演算へと収益ポートフォリオを多様化中です。

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーを拠点とし、ビットコインマイニングデータセンターの所有・運営を手がける。

2019年からビットコインのマイニングに従事。カナダ・ブリティッシュコロンビア州「Canal Flats」「Mackenzie」「Prince George」、米国・テキサス州「Childress」で運営すデータセンターの容量は約260MW(ブリティッシュコロンビア州が160MW、テキサス州が100MW)、ハッシュレートは約10.0 EH/sに上る(2024年6月30日時点)。再生可能エネルギーをベースとする、新しいデータセンター用地の開発を発表。テキサス州で26年後半、データセンター(1,400MW)の稼働開始を見込む。

主な拠点

  • カナダ・ブリティッシュコロンビア州(再エネ由来の水力発電を活用)
  • 米国テキサス州・ペンシルベニア州(新規データセンター開発)
  • 合計電力容量:約200MW超(2025年時点・拡張中)

IRENは単なる採掘企業から脱却し、「グリーンAIインフラ企業」としてのポジションを確立しつつあります。

☟IRENのデータセンター


直近の決算発表評価(2025年8月期)

2025年8月期の決算では、市場予想を上回る好調な結果となりました。

  • 売上高:前年同期比+120%増
  • EBITDA(営業利益):+180%増
  • 純利益:黒字転換
  • 稼働ハッシュレート:7.5EH/s → 10.2EH/sへ拡張

この成長の要因は大きく2つあります。

ビットコイン価格の上昇と運用効率の改善
2025年前半のBTC価格上昇局面でマイニング収益が増加。IRENは高効率なASICマイナーを導入し、同時に電力契約を固定化することで、変動コストを抑えた収益構造を実現しました。

AI向けデータセンター事業の立ち上げ
IRENはGPUを搭載したAI対応サーバー群の設置を進めており、すでに北米でクラウド演算サービスのテスト運用を開始。マイニング以外の安定収益源として**“AIクラウドコンピューティング”**が追加されました。

この事業転換の動きは、決算説明会でも明確に示されており、CEOは次のように述べています:

「我々の再エネ電力インフラは、AI・マイニング・クラウド処理のいずれにも適応可能な“汎用インフラ”です。次の10年は、再エネとAIの融合が新たな成長ドライバーになります。」

市場からは「マイニング企業からAIインフラ企業へ」という転換の明確さが高く評価されています。


業績将来性

IRENの将来性を語る上で鍵となるのは、同社がもつ**「再エネ電力+AI処理インフラ」**という二重の競争優位です。

1️⃣ AI需要の爆発的増加
ChatGPTをはじめとした生成AIの普及により、2025年以降はAIトレーニング需要が前年比で倍増すると見込まれています。IRENが提供する低コスト・高効率のデータセンターは、こうした需要を取り込むポジションにあります。

2️⃣ ビットコイン半減期後も有利な構造
2024年4月の半減期後、多くのマイナーが採算悪化に直面する中、IRENは再エネによる電力コスト削減で競争優位を維持。他社が撤退する局面でシェア拡大のチャンスをつかんでいます。

3️⃣ ESGマネーの流入余地
欧米の機関投資家はESGスコアを重視しており、IRENの「再エネ100%マイニング」はESG適格投資先として評価が高い。実際、BlackRockやVanguardなどのファンドが少額ながら保有を開始しています。

これら3つの成長ドライバーにより、IRENは「AI×再エネ×BTC」三位一体モデルを完成させつつあり、今後数年で業績の急拡大が期待されます。


競合他社との比較

企業名主力分野電力構造AI対応度評価
IREN再エネマイニング+AIデータセンター再エネ100%★★★★★
CleanSpark (CLSK)BTCマイニング一部再エネ★★★★
Marathon Digital (MARA)BTCマイニング火力依存★★
HIVE Digitalマイニング+AI再エネ50%★★★
Core Scientific (CORZ)AI対応開始再エネ一部★★★★

IRENの強みは、他社と比べて電力コストと環境対応の両面で圧倒的に優位なこと。さらに、AIクラウド運営ノウハウを持つ点でも差別化されています。


テンバガーの可能性

IRENがテンバガー(株価10倍)を狙える理由は、以下の5つの要因に集約されます。

1️⃣ AI×再エネ×マイニングという三重成長領域の融合
2️⃣ 再エネによる電力コスト競争力(BTC価格下落にも強い)
3️⃣ AI処理需要の爆発的成長とGPUデータセンター転用
4️⃣ ESG資金の流入で株価評価倍率が拡大する可能性
5️⃣ 現時点での時価総額の低さ(約2,000億円以下)による上昇余地

もしIRENがAIクラウド事業を本格展開し、収益源が多様化すれば、将来的には時価総額1〜2兆円規模の「AI×再エネの覇者」となる可能性があります。
BTC相場の追い風とAI熱の継続が重なれば、テンバガー到達も現実的なシナリオといえます。


まとめ

Iris Energy(IREN)は、再生可能エネルギーを基盤にAI・マイニング・クラウドを融合させた次世代インフラ企業です。
マイニング企業という枠を超え、「環境×AIインフラ×収益性」という新たな成長モデルを築きつつある同社は、AI革命と再エネシフトの波を同時に捉えることができる唯一の存在といっても過言ではありません。

AI時代の“電力を制する者が市場を制する”という構造の中で、IRENはグリーンエネルギーでAIを動かすリーダーとなるポテンシャルを秘めています。
中長期投資家にとって、今まさに注目すべき米国株テンバガー候補です。

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