【JX金属(5016)】高市新政権と銅需給の波に乗る“非鉄の覇者” テンバガー候補として再評価進む

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はじめに

2025年に入り、非鉄金属株の中でも特に注目を集めているのが JX金属(5016) です。
同社の株価は年初来で堅調に推移しており、SNSや掲示板でも「テンバガー候補」として話題に。
銅やリサイクル分野の世界的な需要拡大を背景に、JX金属の中長期的な成長ストーリーが再評価されています。

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JX金属の会社概要・特長

JX金属株式会社 はENEOSホールディングス傘下の非鉄金属大手。
主力事業は以下の3本柱です。

  1. 銅・レアメタルの精錬・販売
  2. 電子材料(半導体用スパッタリングターゲット等)の製造
  3. リサイクル・資源循環事業

特に、銅の精錬能力は国内最大級であり、スマートフォンやEV、半導体に欠かせない「銅の供給源」として世界的にも高い競争力を持ちます。
また、近年では都市鉱山(リサイクル)からの金属回収にも力を入れ、サステナブルな成長モデルを構築しています。

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なぜ今JX金属が注目されるのか

世界の非鉄市場では、銅の需要が爆発的に拡大しています。
EV(電気自動車)は1台あたり平均80kgの銅を使用し、AIサーバーや送電網整備にも大量の銅が必要。
一方で、新規鉱山開発は環境規制で遅れがちで、需給バランスが逼迫しています。

さらに、米中対立による資源ブロック化が進み、
安定供給ができる日本企業に再び光が当たり始めています。
JX金属は国内唯一の大規模銅精錬能力を持つため、政策的にも重要なポジションを占めるのです。


高市新総裁爆誕との関連性(政策と資源戦略)

2025年10月に誕生した高市新政権は、「経済安保×テクノロジー×資源確保」を重視する政策を打ち出しました。

主な関連政策:

  • 重要鉱物(銅・ニッケル・レアメタル)を戦略備蓄対象に
  • AI・半導体サプライチェーン強化支援金の拡充
  • グリーン産業投資促進法(仮称)の成立検討

これらは、まさにJX金属の事業領域と直結します。
とりわけ、経済安全保障上の重要物資としての「銅」は国策レベルで保護対象化する流れ。
つまり、高市政権の誕生はJX金属にとって中長期的な追い風
となる可能性が高いのです。

SNS上でも「#高市政権×JX金属」が話題となり、
“国策銘柄の本命”として投資家の関心を集めています。

直近の決算発表の評価

2025年8月発表の第1四半期決算では、

  • 売上高:前年比+18%増
  • 営業利益:同+22%増
  • 最終利益:同+25%増

という堅調な伸びを示しました。
特に半導体材料事業の回復が顕著で、北米・台湾メーカー向けの供給増加が利益を押し上げました。
経営陣も決算説明会で「電子材料とリサイクルの二軸成長を強化」とコメントしており、今後も高利益体質の持続が期待されます。


インドネシア・グラスバーグ鉱山事故の影響

2025年9月、世界最大級の銅鉱山であるインドネシア・フリーポート=グラスバーグ鉱山で落盤事故が発生。
これにより、一時的に世界供給の約5%が停止しました。

このニュースが流れた直後、銅先物価格は一時 +8%急騰
日本市場ではJX金属株がわずか2日で15%上昇するなど、資源供給懸念が追い風に。

JX金属は自社で銅鉱山権益を持つほか、リサイクルルートを確保しており、
他社よりも供給リスクが低い構造を持ちます。
つまり、供給混乱時ほど相対的に評価される銘柄なのです。

成長性・将来性

JX金属の強みは、世界的な「銅不足トレンド」を追い風にできる点です。
銅価格は依然として高水準で推移しており、長期的にはAIサーバー・EV・再エネインフラでの需要が急拡大。
また、リサイクル金属の比率を高めることで、ESG評価や欧米投資家からの資金流入も期待されます。

さらに、JX金属はフィリピン・チリなど海外鉱山権益を保有しており、上流から下流までの「一貫型バリューチェーン」が強固。
環境負荷を抑えた“グリーンメタル”の供給力は、将来の成長を支える大きな武器になるでしょう。


競合企業との比較

企業名主力事業時価総額特徴
JX金属(5016)銅・リサイクル・電子材料約1.2兆円垂直統合+リサイクル強化
住友金属鉱山(5713)銅・ニッケル・金約1.8兆円鉱山権益の多さが強み
三菱マテリアル(5711)非鉄金属・セメント約7000億円素材多角化が特徴
DOWAホールディングス(5714)リサイクル・環境事業約6000億円環境ビジネス特化

比較しても、JX金属は電子材料×リサイクルの両輪で最もバランスが取れており、成長ポテンシャルでは一歩リードしています。

銅・レアメタルの価格動向とJX金属のポジション

国際銅価格(LME)は2025年10月時点で 1トン=10,400ドル台
AI・EVブームの影響で、2026〜2027年にかけて過去最高値更新の予想も出ています。

年度平均銅価格(ドル/トン)需要成長率主因
20238,400+3.2%EV・送電網需要
20249,600+4.8%再エネ・AIデータセンター
202510,400+6.1%供給制約+投機資金流入

JX金属は価格上昇局面で利益が拡大しやすい体質のため、
中長期では「銅価格上昇=株価上昇」の連動性が極めて高いです。


今後の株価予想(テンバガーの可能性)

アナリストのコンセンサスでは、2025年度の予想PERはわずか10〜12倍前後と依然割安。
業績拡大と共に、株価が再評価される余地は大きいです。

中長期では、

  • 銅価格の上昇トレンド持続
  • リサイクル事業の利益寄与拡大
  • 半導体材料市場の拡大

これら3要因が揃えば、時価総額2〜3兆円規模への成長も現実的。
テンバガー(10倍株)までとは言わないまでも、2倍〜3倍狙える中期有望株としてポートフォリオに加える価値は十分にあります。


まとめ

JX金属(5016)は、脱炭素・EV・AIという3大トレンドの中心に位置する「素材の勝ち組」。
銅を軸に、電子材料・リサイクル・海外資源開発までを一気通貫で手がける総合金属メーカーです。

今後も非鉄金属相場の上昇を背景に、株価上昇トレンドは続く可能性大。
**持続的な成長と高い収益性を兼ね備えた“日本発のメタルテンバガー候補”**として、今後も注目していきたい銘柄です。



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