はじめに
かつては「仕手株」「材料株」として見られることも多かったリミックスポイント(3825)ですが、ここにきてその評価が大きく変わりつつあります。
理由はシンプルです。業績が本物になってきたからです。
直近の決算ではエネルギー事業・蓄電ソリューション事業ともに着実な成長を示し、さらに2026年3月期の大幅増配(無配→5円)を発表しました。
ヤフーファイナンス掲示板のランキング上昇も、「短期の思惑」だけでなく個人投資家の見直し買いが進んでいる証拠でしょう。
「結局、この会社は何をやっていて、どこまで成長するのか?」
本記事では、その疑問に真正面から答えていきます。
◆トピック◆
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なぜ今リミックスポイントが注目されているのか?
① 仕手株から“業績株”への脱皮
過去のリミックスポイントは、ビットコイン関連やテーマ性で急騰・急落を繰り返す銘柄という印象が強くありました。
しかし直近数年は、エネルギーを軸とした実業ビジネスに経営資源を集中させています。
売上・利益ともに右肩上がりで推移し、
「材料が出たから上がる」
「掲示板が盛り上がったから上がる」
というフェーズから、数字で評価される段階へ明確に移行しています。
② 中期経営計画が“かなり強気”
今回開示された中期経営計画(2027~2029年)は、かなり野心的です。
- 売上高:3年間で約2.5倍
- 営業利益:3年間で約3倍
- ROE目標:30%以上
特にエネルギー・ソリューション事業では
売上高2.5倍、営業利益3倍
という、数字だけ見れば成長株そのものの計画となっています。
③ 大幅増配で「株主還元フェーズ」へ
2026年3月期の配当予想は、1株5円。
前期まで無配だったことを考えると、インパクトは非常に大きいです。
重要なのは、この増配が
- 一時的な記念配当ではない
- 業績の裏付けがある
という点です。
会社自身が「株主還元の強化」を明確に掲げており、今後も配当性向の引き上げ余地が意識される展開となっています。
リミックスポイントの企業情報
- 証券コード:3825
- 事業内容
- 電力小売事業(リミックスでんき)
- 蓄電ソリューション事業
- 再生可能エネルギー関連
- デジタルアセット関連(将来領域)
同社は「分散型エネルギープラットフォーム」の構築を中長期ビジョンに掲げ、
電力 × 蓄電池 × デジタル技術
を組み合わせた事業モデルへ進化しています。


直近の決算発表分析
売上高(前年同期比 +33.2%)
エネルギー事業:10,500百万円(+351百万円)
蓄電ソリューション事業:619百万円(+154百万円)
デジタルアセットマネジメント事業:3,739百万円(新規計上)
営業利益(前年同期比 +612.6%)
合計:3,931百万円(前年同期551百万円)
デジタルアセット事業の評価益が寄与
親会社株主に帰属する当期純利益:4,111百万円(前年同期427百万円)
配当予想の修正(2025年12月11日発表)
期末配当:3円 → 5円へ増配
前期実績:0円 → 今期は初の配当実施
エネルギー事業
- 電力販売量は高圧・低圧ともに順調に拡大
- 広告宣伝費を先行投資する一方で、中期的には利益率改善を見込む構造
2027年3月期以降は、広告投資が実を結び、
営業利益が一気に伸びる設計になっています。

蓄電ソリューション事業
こちらが今後の“化ける可能性”を秘めた事業です。
- 売上高:3年で約4倍
- 営業利益:3年で約6倍
系統用蓄電池、FIP転化事業、補助金支援といった
国策ど真ん中の領域で事業を展開しており、
ストック収益が積み上がるモデルを構築しています。

中期経営計画の核心
電力小売BPOという“隠れた成長エンジン”
2030年以降、小売電気事業者には「供給能力確保義務」が本格化します。
これにより、小規模事業者の多くは単独での事業継続が困難になります。
ここでリミックスポイントは、
電力小売事業者向けBPOソリューション
という新市場を狙っています。
- 電源調達
- 需給管理
- 規制対応
を一括で引き受けるモデルで、
**巨大な潜在市場(約435億kWh)**をターゲットにしています。


今後の株価予想(テンバガーの可能性)
短期的には
- 増配効果
- 業績の安定感
- テーマ性(GX・再エネ・蓄電池)
が評価され、株価の水準訂正が進む可能性があります。
中長期では、
- 営業利益30億円超
- 安定したストック収益
- ROE30%以上
が実現してくれば、
「エネルギー × 成長株 × 高資本効率」
という希少なポジションの銘柄になります。
時価総額次第ではありますが、数年スパンでの大化け(テンバガー)候補として注目に値する銘柄だと考えます。
まとめ
リミックスポイントは、かつての仕手株イメージを脱却し、業績・配当・成長戦略の三拍子が揃った“本格成長株”へと変貌を遂げつつあります。再生可能エネルギーや蓄電池、ビットコインといったテーマ性も強く、個人投資家の注目度は今後さらに高まるでしょう。
「この会社、何やってるの?」と聞かれたら、胸を張ってこう答えましょう。
「未来のエネルギーと資産運用を担う、テンバガー候補の成長企業です!」
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