はじめに(自民党総裁選結果と市場の初動)
2025年10月4日、自民党総裁選で高市早苗氏がついに自民党新総裁の座に就きました。
女性として初の「長期安定政権を担う可能性のあるリーダー」として市場から大きな注目を浴びています。
X(旧Twitter)や投資家掲示板では「高市ショック」「防衛・宇宙株バブル再来」といったポストが急増。株式市場では翌営業日にかけて、防衛関連、宇宙産業、地方創生、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄が買われる展開が予想されています。
この記事では、
- 高市総裁の経歴と政策
- 政権発足による株価への影響
- テーマ別の“爆上げセクター”
- 趣味や信念から読み解く意外な関連銘柄
までを、投資家目線で深掘りしていきます。
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高市早苗さんとは?人物像と経歴
高市早苗氏は奈良県出身。早稲田大学卒業後、松下政経塾を経て政界入り。
総務大臣、経済安全保障担当大臣などを歴任し、テクノロジー政策・防衛政策・地方活性化に強みを持つ政治家です。
特筆すべきは以下の4点:
- 経済安全保障政策の旗振り役(半導体、宇宙、防衛産業の国産化推進)
- DX・行政のデジタル化推進(電子政府・マイナンバー制度の整備)
- 地方創生への情熱(地場産業と農水業の再生を強調)
- 保守的な外交安全保障観(防衛費の増強、日米同盟強化)
つまり高市政権の誕生は、「技術・地方・安全保障」が日本経済の新しい成長軸になることを意味します。
経歴と政策から見る爆上げ見通しセクター
高市新総裁の政策方針から、市場が反応する可能性が高いセクターは以下の通りです。
セクター | 主なテーマ | 有望銘柄例 |
---|---|---|
防衛・経済安保 | 国産防衛装備・半導体自立化 | 三菱重工、IHI、川崎重工 |
宇宙産業 | 小型衛星・打上げ事業 | QPS研究所、アクセルスペース、ANAHD |
DX・デジタル行政 | マイナンバー、クラウド活用 | NTTデータ、NEC、SHIFT |
地方創生 | 地場産業再構築・観光回復 | JR九州、イオン九州、カチタス |
農林水産 | 国内自給率向上・6次産業化 | ホクレン、オカムラ食品、ニチモウ |
これらのテーマは「成長セクター × 政策追い風 × 国策銘柄」という三拍子揃った条件を満たしており、中期的な上昇トレンドの可能性が高いと考えられます。
阪神ファンとしての一面と関連銘柄
高市総裁が熱烈な阪神タイガースファンであることは広く知られています。
2023年、阪神が38年ぶりに日本一を達成した際には「関西経済の底力」を強調していました。
この背景から連想される関連銘柄は以下の通り。
- 阪神電鉄(9043):観光・球場・沿線不動産の好循環
- エイチ・アイ・エス(9603):関西発の観光回復テーマ
- 吉本興業HD(9671):関西エンタメ振興の波及効果
関西経済圏の地盤強化は「地方創生政策」ともリンクし、投資テーマとして注目です。
オートバイ好きからの関連銘柄
高市総裁は実は筋金入りのバイク愛好家。自身の愛車はホンダ製という逸話も。
この「モーターカルチャーへの理解」は、自動車・二輪産業の再成長にも影響を与える可能性があります。
注目関連銘柄:
- ホンダ(7267):電動バイク・水素エンジンでEVに次ぐ新市場
- ヤマハ発動機(7272):中長期で再エネ対応の電動二輪へ注力
- 日本精工(6471):電動化・小型化の波に乗る部品メーカー
バイク文化の復権+EV化=「日本のモビリティ技術力再興」を象徴するテーマです。
宇宙関連銘柄 ― 新総裁が最も注力する成長分野
高市氏が最も力を入れるのが「宇宙安全保障」です。
人工衛星、ロケット、宇宙通信は経済安全保障の要。防衛省・JAXA・民間の三位一体政策が加速します。
注目企業:
- IHI(7013):ロケットエンジン・推進システムで世界トップ級
- QPS研究所(5595)/スカパーJSAT(9412):衛星画像・通信インフラ
- ANAホールディングス(9202):宇宙旅行・サブオービタル輸送構想
宇宙は“防衛×テック×夢”の象徴であり、若年層の投資マインドにも響くテーマです。
地方創生と農林水産・漁業関連銘柄
高市政権では「東京一極集中の是正」と「自給率アップ」がキーワードになります。
地方インフラ整備や農業のデジタル化を通じて、関連株にも追い風が吹くでしょう。
有望株:
- オカムラ食品工業(2938):水産物輸出・6次産業化で急成長
- ニチモウ(8091):養殖・冷凍技術で海外展開
- サカタのタネ(1377):種苗ビジネスで世界展開
- クボタ(6326):スマート農業の旗手
国内生産力の回復は「食と安全保障」の柱。高市政権の象徴的政策テーマになるでしょう。
DX関連銘柄 ― 政府主導のデジタル変革
高市氏は総務大臣時代から、行政の電子化を強く推進してきました。
マイナンバー、デジタル庁の基盤整備、AI行政支援など、IT業界にとって追い風が続くと見られます。
注目銘柄:
- NTTデータ(9613):官公庁案件の恩恵最大
- SHIFT(3697):ソフトウェア品質保証のニッチリーダー
- トレンドマイクロ(4704):サイバーセキュリティ需要の拡大
- ブイキューブ(3681):遠隔行政・教育のDX化需要
デジタルインフラの拡大は、まさに「令和の公共事業」。安定かつ継続的な成長が見込まれます。
今後の株価予想とテンバガー候補セクター
高市政権初動では、以下のような株価テーマ構図が予想されます:
- 短期的テーマ株爆発(〜3ヶ月)
→ 防衛・宇宙・地方創生セクターに短期資金流入。 - 中期トレンド(半年〜1年)
→ DX、農業、再エネ分野の成長加速。 - 長期テーマ(1年以上)
→ 宇宙・素材・技術立国関連がテンバガー候補。
テンバガー候補として注目される銘柄例:
- QPS研究所関連(衛星画像)
- SHIFT(DX)
- オカムラ食品工業(食料自給率)
- IHI(宇宙・防衛)
まとめ
高市早苗新総裁の誕生は、
単なる政権交代ではなく「政策テーマの大転換点」と言えるでしょう。
テクノロジー・安全保障・地方創生という3本柱が、
2025年以降の日本株市場を牽引する可能性があります。
投資家にとって今は「初動期」——。
国策テーマを早期に拾えるかが、次のテンバガーを掴む鍵です。
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