鬼滅の刃無限城編大ヒットで東宝株が注目される訳
皆さん!劇場版鬼滅の刃無限城編第一章は観に行きましたか?煉獄🔥さんの無限列車編の初動を超える勢いで連日日本全国の劇場・シネマは賑わっています😊

オープニング記録更新も確実?日本映画の歴史を塗りかえ続ける「鬼滅の刃」の挑戦の凄さ(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
いよいよ『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が7月18日の金曜日に公開され、早速全国の映画館が多くの「鬼滅の刃」ファンで埋め尽くされているようです。何しろ、劇場版「鬼滅の刃」と言えば、2
私も公開三日目7/20に観に行ってきました。内容はネタバレになりますので書きませんが、とにかくシネマで5スクリーン使って40公演もやっていたのにほぼ全て満席!!この熱量はハンパないのでこの東宝株は来週上がると思いました。
今回はこの東宝株の魅力と今回の鬼滅の刃無限城編の大ヒットが同社業績に与える影響をまとめてみました
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東宝株式会社の会社概要と投資視点
会社概要
- 設立:1932年8月
- 資本金:103.6億円
- 従業員数:連結3,873人、単体447人
- 本社所在地:東京都千代田区有楽町
- 事業内容:
- 映画の企画・制作・配給・興行
- アニメ、演劇の企画・制作・興行
- 不動産賃貸・管理(有楽町センタービル、東京宝塚ビル等の所有)
- 知的財産の管理・商品化
- 主要拠点:日本国内(東京)、海外拠点(ロサンゼルス、ニューヨーク)
成長性
- 売上・利益ともに安定成長。
- 2025年2月期の営業利益は前年比+9.2%の646億円で過去最高、純利益も前年比約+20%増
- 中期経営計画2028で、2028年までに営業利益700億円超・ROE9%以上、さらに2032年に向けて営業利益750-1000億円・ROE10%以上を目標に掲げる
- IP・アニメ事業を第4の柱に昇格し、アニメ分野の利益率拡大を最重要戦略とする
- 不動産による安定収益+エンタメ分野の高成長を両立するビジネスモデル
財務安定性
- 自己資本比率:73%超。非常に高水準で財務は極めて健全
- 負債状況:短期負債664億円・長期負債591億円に対し、現金829億円+売掛金など流動資産の合計で負債をカバー
- 資産内容:
- 有形固定資産(土地1,254億円)、投資有価証券1,537億円など保守的な資産構成。
- 無借金経営に近い財務体質、金利上昇・経済変動に対しても「鉄壁」の抵抗力
- キャッシュフロー:営業キャッシュフローは安定してプラス、稼いだ資金は投資、新規事業、株主還元に活用
割安性・バリュエーション
- 株価水準のAI診断・市場比較では「割高」との評価が主流。ただし、配当利回りやPERなど個別指標で見ると業界内平均に並ぶ、もしくはやや割安感ありとする評価もある
- 直近のPERは8〜14倍前後(市場全体や他業種と比較して標準〜やや低め)
- 投資家からは、好業績の大半が既に株価に織り込まれている可能性を指摘されるが、「アニメ事業」など新規伸長分野への期待は根強い
- 1株あたり配当、自己株式取得など株主還元も強化方向
株主優待
東宝株主は年2回 2月と8月に保有数に合わせて以下の映画招待券をもらえます。映画好きにはたまりませんね!

総評
- 成長力…アニメ/IPの伸長や不動産活用で中長期的にも高い成長余力を持つ。
- 財務安定性…自己資本比率7割超の鉄壁バランス・シートで経営の安定感が際立つ。
- バリュエーション…現状株価は割高との見方が優勢だが、配当や資産価値、収益安定性も考慮すると投資妙味は残る。
東宝はエンタメ業界の「安定成長」銘柄として、成長性・安全性・収益性の3拍子が揃った優良企業といえるでしょう
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の大ヒットが東宝株に与える影響
興行収入・動員記録による市場インパクト
- 「無限城編 第一章 猗窩座再来」は公開わずか3日間で興行収入約60億円、観客動員約400万人の爆発的な初動を記録し、前作「無限列車編」の同期間を上回るペースを見せました
- 1日40回上映する劇場も現れ、TOHOシネマズ新宿などでは座席完売が相次いでいます
東宝の業績・株価への具体的影響
- 東宝の株価は7月18日の公開を受けて急騰、新高値を記録。劇場版「鬼滅の刃」新作の好調なスタートが業績拡大期待につながり、投資家の買いが集まりました。証券会社による目標株価引き上げも相次いでいます
- 初動の数値(興行収入・動員数)は市場関係者や投資家に強いインパクトを与え、今後の複数部作にも期待が高まっています
- 配給・興行(TOHOシネマズ)両事業の同時収益押し上げ効果が見込まれ、売上・利益の上方修正に寄与する見通しです
中長期的な評価
- 東宝は過去の「無限列車編」大ヒット時も上場来高値更新や業績予想上方修正を行っており、今回も同様の動きが想定されています
- 「無限城編」は3部作構成であり、今作の大ヒットが次章・完結編への興行モメンタムやIP価値の最大化につながるため、東宝の成長ドライバーとして引き続き注目されます
投資家・市場の評価
- 大ヒットによる短期業績インパクトは大きいものの、既に株価には一定程度織り込まれているとの見方もあります。とはいえ、これほどの大型IP映画の継続的興行成功は東宝の企業価値を一段と引き上げる材料とされています
- 各証券会社は目標株価を上方修正し、株価5桁入り(10,000円台)を早期に達成するとの期待も高まっています
まとめ
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の大ヒットは、東宝株に対して短期的な株価上昇・業績押し上げ、中長期的にはIP事業強化・成長期待の高まりという、非常にポジティブな影響を与えています
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