なぜ天然ガス関連銘柄がトランプ政策の恩恵を受けるのか?
2025年1月20日にいよいよ第二次トランプ政権が誕生します。これまでに以下の過去記事でもまとめていましたようにトランプ政策によって今後の世界経済並びに日米株式市場に大きな影響を持たすことは確実視されています。「関税戦争」「移民政策」「金融規制緩和(仮想通貨銘柄アゲ)」などが大きなテーマとなってきます。
その中でも今回取り上げるテーマは「エネルギー政策」なかでも天然ガス。原油と天然ガスセクターは第二次トランプ政策で最大の恩恵を受けるとネット記事でもにぎわっています。
また欧州にたいしても「米国産の天然ガスを買わないとEUからの輸入品に高い関税を課す」とここでも関税戦争カードをちらつかせています。さすが元ビジネスマン、ディールは大好きですねこの人。
こんな重要テーマこれから米国株に注力しようとしている筆者は見逃すことはできません。改めて米国のエネルギー政策、またその中における天然ガス(シェールガス)の位置づけ、最期にこの天然ガス関連で大化けの可能性のある銘柄を取り上げていきます。私も既に1銘柄買っていますが、この記事を書き終えて最後まで読んでもう2,3銘柄 株価が動意する前にインしていきたいと思っています!『米国株しか勝たん』状態です!
今回の記事では米国株の中で天然ガス関連銘柄の中でも大化けする可能性のある高配当銘柄を紹介していくよ。米国株に強いmoomoo証券独特のAI株価予想をアナリスト分析と合わせて一部ご紹介するので興味がある方はここ(moomoo証券)で登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想見れるよ。
米国の人口増加とエネルギー政策の関係
まずはこのグラフを見てください。これはOECD+BRICSの人口推移の実績予想カーブです。先進国の中でもはや人口が増加していくことが予想されてるのはアメリカしかないんです。(インドは別格。また別の機会にインド株の記事を書きます)
人口が増える所では電力消費量が増えるそのために エネルギー消費が増える。なので経済活動の活発化に人口の増加は絶対要件なのです。よって今回は米国のエネルギー関連銘柄に目を付けました
米国におけるエネルギー供給源割合
それではその米国のエネルギー・電源構成を見ていきましょう。次のグラフは最新データの2022年のものですが、圧倒的に1位はガス(グラフ中灰色)です。これは今後最低20年は続きます。絶対です。石炭は増やせないし、発電単価の高い自然エネルギーもそんなに劇的に増えない。また今後データセンター向けに大容量の電力がベースロードで必要になる上に電力需給変動への対応力が一番早いのはガスタービン発電設備だからです。よって今回は米国のエネルギーセクターの中でガスを扱う銘柄に注目しました。ちなみにガスタービン世界シェアは1位三菱重工、2/3位をGEとシーメンスで争っています
天然ガスとシェールガスの油田地域
さてそんな米国天然ガス関連の企業を掘り下げていくために、アメリカ国内にどんな地域に油田があるのか整理したいと思います。詳細は割愛しますが天然ガスと言っても今回取り扱うのは「米国が原油・天然ガスの輸出国に転じるきっかけとなった革命」そう”シェールガス革命”の舞台となっているシェールガス油田が主役です。色々調べましたが以下のマップが分かりやすいと思いました。
まずは世界埋蔵量のマップ。中国を除けは圧倒的にアメリカが多いですね。人口増加が予想されている国にこの資源埋蔵量、だから今回のテーマに選びました。
そしてこれがアメリカの天然ガス(含むシェールガス)の埋蔵地と生産量の推移です。Bakken, Eagle Ford, Haynesville, Permian, Appalachiaの5地域の名前は後の銘柄紹介にも出てきますのでどこで生産している会社かの確認はこのマップに戻ってきてください。
米国が世界最大の石油・ガス生産国へ
さあ、これらの手堅い投資先となる米国天然ガス銘柄にはどんなところがあって、その会社はどこの油田をメインにしているのか。シブい投資先を次の項目で見つけていきましょう!
天然ガス関連大化け候補6銘柄
今回証券会社アプリを使って米国株のエネルギーセクターの中から天然ガス銘柄に絞り、さらにその中から日本株で言えば配当4.5%以上に相当する配当利回り5%以上の銘柄に的を絞りました。やはり米国株は配当がみりょですもんね。(米国株配当課税10%を考慮して5%以上としました) それでは行ってみます。お宝・大化け株が見つかりますように!
コード・エネルギー CHRD
まず最初に上げるのはコード・エナジーです。久しぶりの米国株復帰に私はここを100万円ほど50株買いました(2025.1.2)。ここの主戦場はカナダ国境に近いノースダコタ州とモンタナ州のウェリントン盆地ですので前述マップで言えば、Bakken地区の油田ですね。
これも良い記事です
2025.1.4時点の予想配当利回りは8.54%,ROEは20.92%(good),PER4.97倍,PBR0.95倍と私の購入クライテリアど真ん中です!
これはインカム・キャピタルゲイン両方狙えますね
moomoo証券ではここも完全に上目線ですね.買います!176ドルの目標株価の情報も得ました!
パーミアン・リソース PR
バーミアン・リソースはテキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン・デラウェア盆地でシェールガスを開発しています。地図をGoogle Mapで見てみました。この盆地には上空からみても分かるように無数の採掘リグが見て取れます(白の小さな□)開発も活発なようです。
前述のマップの黄土色のParmianの地区ですね。
2025.1.2時点の予想配当利回りは4.8%,ROEは10.27%,PER11.61倍,PBR1.24倍と割安水準
ダイヤモンドバック・エナジー FANG
米国株高配当銘柄で全銘柄の中でも取り上げられるこの銘柄。ダイヤモンドバック・エナジーはテキサス州西部のパーミアン盆地やデラウェア盆地で石油・天然ガスの掘削開発及びパイプラインの所有・運営の上流/中流の幅広いビジネスを展開し、不動産投資にも取り組んでいます。対象油田としては前述のPRと同じですね。パーミアンガス田は埋蔵量も多いのです。
2025.1.2時点の予想配当利回りは4.97%,ROEは19.73%,PER9.45倍,PBR1.76倍と割安水準(完璧指数です。私も次のイン候補筆頭銘柄としています)
2024.12.22時点の予想配当利回りは14.5%
moomoo証券では以下のようなニュースでした。
moomoo証券で検索すると以下の通りまだまだまだ上目線。上目線。モザイク外したいので会員になる!
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デボンエナジー DVN ★
デボンエナジーはテキサス州のパーミアン盆地とノースダコタ州のウィリストン盆地を中心として、天然ガスの生産を行っています。なんと前述の銘柄がいずれか一方なのにここは両方のガス田を手掛けていて米国で最も生産量の多い天然ガス採掘場で事業を展開しています(・∀・)イイネ!!
2024.12.22時点の予想配当利回りは8.46%,ROEは32.26%(wow),PER5.72倍,PBR1.76倍と割安 いいじゃないか、この銘柄!
moomoo証券でも以下のように良い情報が沢山上がっています。いいぞmoomoo
moomoo証券の分析は以下の通りやや強気。ここも下限でも右肩上がり。指数もいいし是非入りたい銘柄です。
キンダーモルガン KMI
キンダーモルガンは北米のパイプライン・ターミナル権益を保有・運営しています。パイプラインを抑えている企業は絶対的に強いです!パイプラインでは天然ガス・再生可能燃料・石油精製品・原油・コンデンセート・CO2等を輸送し、ターミナルではガソリン・ディーゼル燃料・ジェット燃料・再生可能燃料原料・化学品・エタノール・金属・石油コークス等の様々な製品を取り扱っておりエネルギーセクターの中では無双状態!
予想配当利回りはう4.1%,ROEは7.7%,PER26.42倍,PBR2.06倍
moomoo証券のニュースからです。天然ガス全般のニュースも取り上げてくれています。
moomoo証券分析では以下の通りやや強気
ニュー・フォートレス・エナジー NFE
ニュー・フォートレス・エナジーは、エネルギー関連のインフラ会社で天然ガスと液化天然ガス(LNG)インフラ、船舶も保有・運営しています。浮体式貯蔵装置(FSRU)、浮体式貯蔵装置(FSU)ターミナルも手掛け、天然ガスの調達・液化から、物流、海運、設備、天然ガス火力発電までまさにINPEXと海運3社と関西電力を組合わせたようなすごいコングロマリットですね!良い銘柄を見つけました
2024.12.22時点の予想配当利回りは11.9%
moomoo証券の情報は以下です。
moomoo証券分析は以下です。ほぼ底って自身が持てますね。なにも情報ないのと全然違う
まとめ
いかがだったでしょうか。今回の記事を書きながら確信を持ちました「今後株で資産を増やすなら、米国株、エネルギーセクターの中の天然ガス関連銘柄!」
今回取り上げた銘柄は配当も良いので、株価高による利益、配当収入両方期待できます。楽しいぞ米国株! あとやっぱりmoomoo証券は使えるツールですので売買しなくても会員登録するだけでもありがたい相棒です!
それではまたですね!
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