核融合発電関連銘柄の将来性|米国株・日本株の有望企業10選と株価予想【脱炭素×AI時代の成長株投資】

日米株
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はじめに

世界のエネルギー市場において、核融合発電は「人類の夢」と呼ばれる次世代エネルギーです。2020年代に入り、AI・データセンターの急拡大や、地政学リスクによる資源価格の変動が重なり、安定かつクリーンなベースロード電源への需要はかつてないほど高まっています。

さらに米国政治では、トランプ前大統領の再登場で「脱炭素一辺倒」からのトーンダウンが見られる一方、データセンターの電力消費は爆発的に増大しており、AI時代の成長に欠かせない基盤インフラとして「核融合発電」が改めて脚光を浴びています。

2022年には米国ローレンス・リバモア国立研究所が「エネルギー利得(投入以上の出力)」を初めて実証し、2024年にはベンチャー企業が小型核融合炉の商用化計画を相次いで発表。資金調達もゴールドマンサックスやマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、OpenAIのサム・アルトマンらが支援する動きが広がっています。

こうした背景から、投資家の間で「核融合関連銘柄」が次のテンバガー候補として注目されているのです。

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核融合発電の仕組みと特長|次世代エネルギーの本命

核融合発電とは、水素の同位体(重水素や三重水素)を超高温・高圧で融合させ、膨大なエネルギーを取り出す仕組みです。太陽が光を放つ原理と同じで、「人造太陽」とも呼ばれます。

特長を整理すると以下の通りです。

  • ✅ 燃料が海水由来でほぼ無限に供給可能(枯渇リスクなし)
  • ✅ 二酸化炭素を排出しない究極のクリーンエネルギー
  • ✅ 核分裂(原子力発電)に比べ、放射性廃棄物が極めて少ない
  • ✅ 理論的に「無尽蔵のエネルギー」を人類が得られる可能性

課題は「プラズマを安定的に制御する技術」ですが、AI制御や高磁場超伝導コイルの進歩により、2030年代の実用化が現実味を帯びつつあります。

核融合発電関連の有望銘柄【米国株5選】

Oklo(OKLO)

  • 企業概要・特長
    高速炉技術を活用した小型原子炉を開発するベンチャー。サム・アルトマン(OpenAI CEO)が会長を務め、資金調達で大きな注目を集めています。
  • 注目点
    米エネルギー省との協業や、AIデータセンター向けの電力供給計画を発表。投資家からは「原子力のTesla」とも呼ばれる存在。
  • 株価展望
    ゴールドマンサックスがカバレッジを開始し、株価は右肩上がり。時価総額拡大余地は十分。

👉関連記事 : この銘柄については私のブログでも次の記事で堀り下げました

OKLO徹底分析 ― スタートアップ原子力の旗手として投資家が注目すべき理由(Open AIも出資)


Constellation Energy(CEG)

  • 企業概要・特長
    米国最大の原子力発電事業者。既存の原子炉運営を基盤に、将来的に核融合にも参入可能とされる。
  • 注目点
    AIサーバー需要に応える「脱炭素ベースロード電源」の筆頭株。

General Electric(GE)

  • 企業概要・特長
    航空機エンジンやエネルギー分野で有名。原子力・タービン技術を有し、核融合プラントの商業化に欠かせない「インフラの巨人」。
  • 注目点
    既存技術を核融合分野に応用できる可能性から、中長期的に恩恵を受ける企業。

Nucor(NUE)

  • 企業概要・特長
    米国最大の鉄鋼メーカー。核融合炉の建設には特殊鋼材が必須で、間接的な恩恵が期待できる。
  • 注目点
    インフラ投資銘柄としても堅調。AIデータセンター+核融合の需要を取り込むポジションにある。

TAE Technologies(非上場だが関連投資口あり)

  • 企業概要・特長
    カリフォルニアの核融合スタートアップ。Googleや大手ファンドが出資。将来的にSPAC上場観測あり。
  • 注目点
    間接的に投資するには、関連出資企業(Google親会社アルファベットやBlackRockなど)を押さえるのが戦略。

核融合発電関連の有望銘柄【日本株5選】

三菱重工業(7011)

  • 企業概要・特長
    ITER(国際熱核融合実験炉)プロジェクトの主要メンバー。原子力プラントから宇宙まで幅広く手掛ける。
  • 注目点
    核融合炉の真空容器製造や、超伝導コイルの設計で世界をリード。

IHI(7013)

  • 企業概要・特長
    航空宇宙からエネルギー機械まで。核融合炉の加熱装置開発に参画。
  • 注目点
    水素・核融合関連の両方に強く、次世代エネルギーの二枚看板企業。

日本製鋼所(5631)

  • 原子炉圧力容器など大型鋼製部品で世界トップ。
  • 将来的に核融合炉の主要部材製造で高い存在感を示す可能性。

住友重機械工業(6302)

  • 企業概要・特長
    加速器や真空装置を製造。核融合炉の心臓部ともいえる「加熱装置」で存在感。
  • 注目点
    半導体製造装置メーカーとの取引も多く、AI・半導体と融合するテーマ株。

JGCホールディングス(1963)

  • 企業概要・特長
    プラントエンジニアリング大手。核融合炉建設プロジェクトに参画の可能性。
  • 注目点
    石油→水素→核融合と、時代の変化に合わせた事業転換が期待できる。

核融合発電関連銘柄の株価予想と今投資すべき理由

核融合関連株はまだ「研究開発段階」にあり、短期的な収益は限定的です。しかし投資家が注目すべきは**「将来の規模感」**です。

  • 世界の電力市場規模は約4兆ドル、その数%を核融合が担うだけで巨大市場
  • 米国・日本ともに政府支援が厚く、国家戦略産業に格上げ
  • AI・データセンター需要が「早期商用化」を加速

株価予想としては、Okloのような米国ベンチャーはテンバガーの可能性を秘め、三菱重工は大型ディフェンシブ成長株として長期上昇が期待されます。

特に今は「核融合テーマ株=底値圏」にあるものが多く、早期に仕込むことが将来的な大きな果実につながるでしょう。


まとめ|核融合発電関連株は次のテンバガー候補か

核融合発電は、AI時代に必要不可欠なベースロード電源として、今後20年で世界の投資テーマの主役に浮上する可能性があります。

  • 米国株は「Oklo」を筆頭にベンチャー+大手電力で攻める
  • 日本株は「三菱重工・日本製鋼所」など技術の蓄積がある企業が堅い
  • 投資タイミングは「今」。普及前の底値圏だからこそ妙味がある

投資家としては、長期視点で「次のテンバガー候補」を仕込み、AI時代のエネルギー革命に乗るべき局面に差し掛かっているといえるでしょう。

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