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オンコリスバイオファーマ(4588)がストップ高!OBP-301でテンバガー狙える理由とは?

日米株
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はじめに|IPOセカンダリー投資の醍醐味とは?

IPO直後の株は、初値高騰→調整→再浮上という“セカンダリー投資”の王道パターンが存在します。特に再上場銘柄は、企業体質が改善された上での再挑戦であることが多く、中長期での株価上昇が期待されるケースが多いです。

2025年9月29日に東証プライムへ再上場したソニーフィナンシャルグループ(以下、ソニーFG)は、まさにその典型。保険・銀行・証券を傘下に持つ金融持株会社として、ソニーグループの中核金融事業を担う存在です。

◆トピック◆

IPOセカンダリー投資法については👇の記事をご参照ください!

テンバガー投資家Xさんに習うIPOセカンダリー投資法と直近候補10銘柄

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はじめに

バイオ株は「夢」と「現実」が交錯する世界です。
そして株価が本当に大きく動くのは、研究段階の期待ではなく、
実用化・事業化が一気に現実味を帯びた瞬間です。

2024年12月12日、オンコリスバイオファーマは
腫瘍溶解ウイルス OBP-301(テロメライシン) に関する重要なIRを連続で発表しました。

その内容は、
**「研究の進展」ではなく「実用化フェーズへの大きな前進」**を示すものであり、
市場は即座に反応、株価はストップ高となりました。

本記事では、

  • なぜ今回のIRが「別格」なのか
  • OBP-301の価値はどこにあるのか
  • オンコリスがテンバガー候補といわれる理由

を、個人投資家目線で徹底的に掘り下げていきます。


なぜいまオンコリスバイオファーマが注目されるのか

12月12日に発表されたBIG IRは以下の2つです!

腫瘍溶解ウイルス OBP-301 の オーファンドラッグ指定に関するお知らせ

腫瘍溶解ウイルス OBP-301 の 取扱い条件の緩和に関するお知らせ

― OBP-301(腫瘍溶解ウイルス)の本当のインパクト

今回の株価急騰の核心は、OBP-301の「位置づけ」が変わった点にあります。

■ OBP-301とは何か

OBP-301(テロメライシン)は、
がん細胞に特異的に感染・増殖し、細胞を破壊する腫瘍溶解ウイルスです。

最大の特徴は、

  • 正常細胞にはほとんど影響を与えない
  • がん細胞内でのみ増殖
  • がん細胞を破壊しながら免疫反応を活性化

という、次世代がん治療の中核となりうるメカニズムを持っている点です。


■ 今回のIRが「ただ事ではない」理由

12/12のIRで市場が評価したのは、
単なる治験進捗ではありません。

ポイントは以下です。

  • 治療コンセプトがより明確に整理された
  • 適応拡大の現実味が増した
  • 商業化を見据えた次のフェーズが視野に入った
  • OBP-301がオーファンドラッグ指定
  • 「根治切除および化学放射線治療の適応とならない食道がん」を対象に、OBP-301が希少疾病用再生医療等製品に指定。これにより、最大10年間の独占販売権、優先審査、助成金、税制優遇などの恩恵を受けることが可能になります。
  • カルタヘナ法の使用規程緩和
  • 遺伝子改変ウイルスであるOBP-301は、環境配慮の観点から厳しい規制が課されていましたが、今回の承認により、医療機関での処置・保管・運搬・廃棄の負担が軽減。外来通院での治療も可能となり、実用化に向けた大きな前進です。
  • 承認申請に向けたラストスパート
  • 2025年内の承認申請に向けて、臨床・非臨床・品質・GCTP・信頼性の5分野で「先駆け総合評価相談」が進行中。すでに「臨床」分野では放射線単独療法との比較もクリアし、確認書取得の見込みが高まっています。

つまり、
👉 「研究段階のバイオ」から「収益化が見えるバイオ」へ
フェーズが一段階進んだと判断されたのです。

この瞬間こそが、
バイオ株が数倍〜数十倍に化ける起点になります。


オンコリスバイオファーマの企業情報

オンコリスバイオファーマは、
腫瘍溶解ウイルスに特化した日本有数の創薬ベンチャーです。

■ 企業の特徴

  • がん治療に特化
  • 独自のウイルス創薬技術を保有
  • 大学・研究機関との連携が強い
  • 「一点突破型」の集中戦略

多角化せず、
OBP-301という“本命”に全リソースを注ぐ姿勢は、
成功時の爆発力を極限まで高める構造と言えます。


主力パイプライン

OBP-301(テロメライシン)事実上のエース

  • 対象疾患:食道がん(放射線併用療法)
  • 開発状況:先駆け審査指定、オーファン指定、承認申請準備中
  • 特徴:がん細胞特異的に増殖するアデノウイルス。局所的な完全奏効(L-CR)が期待される。
  • 腫瘍溶解ウイルス
  • 単独治療だけでなく、
    免疫チェックポイント阻害剤との併用でも高いポテンシャル
  • 固形がんという巨大市場がターゲット
  • ここが重要な点ですが、
  • 固形がんは治療が難しく、アンメットメディカルニーズが極めて高い分野です。
  • 成功すれば、
  • 👉 グローバルでの大型提携・買収対象になる可能性が非常に高い

OBP-601(センサブジン)

  • 対象疾患:PSP、C9-ALS、アルツハイマー病など
  • 開発状況:米国トランスポゾン社に導出済。複数のピボタル試験が2025年内に開始予定。

OBP-702(後継品候補)

  • 対象疾患:すい臓がん
  • 開発状況:岡山大学で医師主導治験(Phase1)開始予定

競合先との比較

― 「オンコリスだけが持つポジション」

腫瘍溶解ウイルス分野は競争が激しいようで、
実は生き残っている企業は多くありません

  • 開発難易度が高い
  • 資金が続かない
  • 効果が出ない

この中でオンコリスは、
研究を継続し、データを積み上げてきた数少ない存在です。

特に、

  • がん細胞選択性
  • 安全性
  • 免疫活性化との相乗効果

これらの点で、
国際的にも十分に戦える位置に来ています。


直近決算と財務面の見方

正直に言います。

👉 現時点では赤字です。

しかし、
これはバイオベンチャーとしては「正常運転」です。

見るべきポイントは、

  • 研究開発費が戦略的に投下されているか
  • 無駄な事業をやっていないか
  • パイプラインが明確か

オンコリスは、
「何に金を使っているのかが非常に分かりやすい」

この点が、
中途半端なバイオ企業と決定的に違います。


今後の株価予想

― テンバガーは本当にあり得るのか?

結論から言います。

👉 可能性は十分にあります。

理由は3つです。

① 時価総額がまだ小さい

成功時の期待値に対して、
現時点の評価はまだ低い水準です。

② 材料が「点」ではなく「線」

今回のIRはゴールではなく、
これから続くストーリーの始まりです。

③ バイオ特有の「一撃の破壊力」

提携・買収・承認・適応拡大
どれか一つでも実現すれば、
株価は段階的ではなくジャンプします。


まとめ

オンコリスバイオファーマは、
**典型的な「初動型バイオ銘柄」**に入りました。

  • OBP-301という明確な主役
  • 実用化フェーズが見えてきたIR
  • 市場が一気に本気になり始めた株価反応

もちろんリスクはあります。
しかしそれ以上に、

👉 「夢が現実に変わる瞬間に立ち会える可能性」

を秘めた銘柄です。

バイオ株で一番おいしいのは、
「みんなが気づく前」ではなく、
「気づき始めた直後」

オンコリスは、
まさにそのタイミングに差し掛かっています。



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