米国巨大テック3社に投資すべき理由
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さて今回の記事は、為替が改めてゆっくりと円高方向に向かっていてこれから米国株が買いやすくなっていくと思われますので米国企業の中でも特に人気で注目度も高く将来性のある企業エヌビディアとブロードコムとマイクロソフトの3社を比較分析していきたいと思います。
この三社は個人的にもぜひともポートフォリオに入れておきたいと思っている銘柄で、今回の記事を書いて改めて3社の比較と 各社の特長を整理することができました。是非みなさんの投資戦略を練る手段の一つになると嬉しいです!
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今回の記事では米国巨大テックのエヌディビア、ブロードコム、マイクロソフトを直近決算発表の評価を踏まえて紹介していくよ。あと、株情報を収集したい方はmoomoo証券登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想見れるよ。以下はエヌビディアの例です!

エヌビディア(NVDA)、ブロードコム(AVGO)、マイクロソフト(MSFT)の直近の決算内容と今後の投資評価を比較分析します。各社の業績動向と戦略的特徴を踏まえ、投資方針について考察します。
3社の業績比較(2025年1-3月期)
指標 | NVIDIA | ブロードコム | マイクロソフト |
---|---|---|---|
売上高 | 393億ドル | 151億ドル(予想) | 700億ドル |
売上高成長率 | 前年比+78% | 前年比+65% | 前年比+13% |
営業利益率 | 64.9% | 45.2% | 41.7% |
主な成長ドライバー | AIチップ需要 | ネットワーク機器 | Azureクラウド |
NVIDIAはAIプロセッサ需要の拡大を受け、四半期売上高が前年比78%増と爆発的な成長を記録。データセンター向け製品が収益の74%を占め、生成AI市場での支配的な地位を維持しています。
ブロードコムはネットワークチップとサーバーストレージ需要に支えられ、2025年度売上高予想を上方修正。VMware買収後のシナジー効果が期待されるものの、半導体サイクル変動への依存リスクが懸念材料です。
マイクロソフトはAzureクラウドの収益が前年比21%増加し、AIサービス需要が設備供給制約を上回る成長を実現。Copilotの商用展開が進む中、2025年度のクラウド投資計画を36%増額しています。
3社の投資評価と戦略
成長性重視ポートフォリオ
- NVIDIA(高リスク・高リターン):AI半導体市場の先導役として2026年度まで30%以上のCAGRが見込まれる。ただし、競合参入や在庫調整リスクに留意が必要。
- マイクロソフト(中リスク・安定成長):クラウドとAIの融合ビジネスモデルが強み。企業向けSaaS需要の堅調さから、ディフェンシブ銘柄として配置価値あり。
バリュー戦略
- ブロードコム(低PEG比率):12ヶ予想PERが25倍と半導体株としては割安。配当利回り2.1%とインカムゲイン面でも魅力。
リスク要因
- NVIDIA:TSMCの供給能力制約と代替アーキテクチャの台頭
- マイクロソフト:クラウド価格競争の激化と規制リスク
- ブロードコム:半導体需要の季節変動と地政学リスク
短期トレードではNVIDIAのボラティリティを活用したスイング戦略が有効ですが、長期保有ではマイクロソフトのクラウド基盤とブロードコムのネットワークインフラ需要を組み合わせた分散投資が推奨されます。特にAIデータセンター向け電力効率技術(NVIDIA)とクラウドセキュリティソリューション(マイクロソフト)の技術連携に注目すべきでしょう。
今回は先に結論を書いてみましたが、引き続き以下で三社の直近決算発表の評価を記載していますので保有している方、これからインするか検討中の方の参考になれば嬉しいです。
エヌビディア(NVDA)の直近決算発表内容の評価
NVIDIA(エヌビディア)の2025年1-3月期(第4四半期)決算は、株主の視点から極めて高く評価できる内容でした。
業績ハイライト
- 売上高は393億ドルで前年同期比78%増、四半期ベースでも12%増と記録的な成長を達成。
- 調整後1株利益(EPS)は0.89ドルで、アナリスト予想(0.84~0.85ドル)を大きく上回りました。
- データセンター部門の売上は356億ドルと、前年比93%増で全体の成長を牽引。
- 通期売上高は1,305億ドル(前年比114%増)、GAAPベースのEPSは2.94ドル(前年比147%増)と、過去最高を更新。
株主にとっての強み
- AI需要の爆発的成長:生成AIやクラウド向けGPUの需要が想定を大きく上回り、NVIDIAのデータセンター事業が圧倒的な成長ドライバーとなっています。
- 新製品の成功:次世代AIチップ「Blackwell」シリーズの立ち上げが順調で、初回四半期から数十億ドル規模の売上を達成。
- ガイダンスも強気:次四半期の売上見通しも430億ドル(±2%)と、市場予想を上回る強気なガイダンスを提示。
- 財務の健全性:営業利益率・純利益率ともに高水準を維持し、Piotroskiスコアも満点で財務健全性が際立っています。
リスク要因
- 株価の反応:決算発表後、一時的に株価が下落する場面もありました。これは、粗利益率のやや低下(73.5%→前年同期比で約3ポイント減)や、AI競争激化・地政学リスク(対中輸出規制や関税)への警戒感が背景にあります。
- 一極集中リスク:データセンター依存度が高まっており、AI市場の競争激化や技術革新のスピードがリスク要因となります。
株主視点での総合評価
- 極めて高い成長性と市場支配力を背景に、NVIDIAは依然としてAI・半導体分野のトップランナーであり、株主価値の大幅な向上が期待できる内容です。
- 一方で、短期的な株価変動リスクや、粗利益率の動向、規制リスクには注意が必要です。
- 中長期的には、AI革命の中心企業として今後も高いリターンが見込まれるため、株主にとっては非常に魅力的な決算といえます。
「AIは光速で進化しており、Blackwell AIスーパーコンピュータの大量生産を成功裏に立ち上げ、初回四半期で数十億ドルの売上を達成した」(CEO ジェンスン・フアン)
今後もAI・データセンター分野の成長が続く限り、NVIDIA株は株主にとって有力な選択肢であると評価できます。
ブロードコム(AVGO)の直近決算発表内容の評価
ブロードコム(AVGO)の2025年第1四半期(1-3月期)決算は、株主の視点から以下の要素で評価できます。
業績ハイライト
- 売上高149億ドル(前年比25%増)で市場予想を上回る成長を達成。
- AI関連収益が41億ドル(前年比77%増)と急拡大し、半導体部門の成長を牽引。
- 調整後EPS 1.60ドルがアナリスト予想(1.51ドル)を5.96%上回るサプライズ。
- インフラソフトウェア部門が67億ドル(前年比47%増)とVMware買収のシナジー効果を発揮。
株主にとっての強み
- 高い収益性:営業利益率66%、フリーキャッシュフロー60億ドル(売上高の40%)を維持。
- AI需要の持続性:次世代AIアクセラレータ開発で4つのハイパースケーラーと新契約。
- 安定した株主還元:四半期配当0.59ドル/株を継続し、20億ドルの自社株買いを実行。
- 財務基盤の強化:現金91億ドルを保有し、負債対キャッシュ比率が健全。
リスク要因
- 非AI半導体部門の低迷:無線市場向け収益が前四半期比9%減少し、季節変動リスク顕在化。
- 地政学リスク:中国市場向け輸出規制や競合メーカーの台頭懸念。
- 評価面の課題:予想PER25倍と半導体株平均(20倍前後)比較で割高感。
株主視点の総合評価
「AI半導体収益は第2四半期に44億ドルへ拡大が見込まれる」(CEOホック・タン)
AIデータセンター向けチップ需要の持続性とVMware統合効果により、2025年度通期売上高予想629億ドル(前年比53%増)が達成可能と判断されます。短期株価変動要因として中国リスクはあるものの、AI需要の構造的成長と安定したキャッシュフロー生成能力から、中長期投資家にとって引き続き魅力的な銘柄と言えます。
マイクロソフト(MSFT)の直近決算発表内容の評価
業績ハイライト
- 売上高701億ドル(前年比13%増)で市場予想684億ドルを大幅上回る。
- 純利益258億ドル(同18%増)、1株利益3.46ドル(予想3.22ドル超)。
- Azureクラウド売上高33%増(AI需要寄与度16ポイント拡大)。
- クラウド事業収益267.5億ドル(前年比20.8%増)、次四半期予想289億ドル(市場予想281億ドル上回る)。
株主にとっての強み
- AI需要の直接的な収益化:Copilot商用展開がAzure成長を加速させ、AI関連収益が年間100億ドル規模に迫る勢い。
- クラウド事業の持続的成長:Azure成長率が前四半期(29.7%予想)を上回り、AI以外の基幹クラウド需要(データベース/ストレージ)も堅調。
- 財務健全性:調整後売上総利益率68.7%(予想68.4%超)を維持しつつ、設備投資ペースダウン方針でフリーキャッシュフロー増加期待。
リスク要因
- 供給制約の持続:AI需要拡大がデータセンター供給能力を逼迫し、サービス拡張に制約が生じる可能性。
- 競合激化:AWS・Google Cloudとの価格競争激化が営業利益率(41.7%)に圧迫要因となる懸念。
- 規制リスク:クラウド事業を巡る独占禁止法規制の動向が不透明要素に。
株主視点の総合評価
「あらゆる産業でクラウド移行需要が加速している」(サティヤ・ナデラCEO)。
AI需要の本格的な収益化フェーズに入った点が最大の強み。AzureのAI関連成長寄与度が前四半期比3ポイント拡大し、AI投資が直接的な収益拡大に結びつく構造を確立。設備投資の選択的集中(AIインフラ優先)により、成長と収益性の両立が可能な点が中長期株主にとって特に魅力。決算発表後の株価7%急騰は、市場が「AIクラウドリーダー」としての優位性を再評価した結果と判断される。
今後の注目点は、Copilotの企業導入率向上(現在25%超のFortune500企業が採用)と、AI専用チップ開発(自社設計プロセッサー「Cobalt」)によるコスト効率改善の進捗。ディフェンシブ銘柄としての特性を保ちつつ、AI成長株としての側面を強化したハイブリッド投資先としての魅力が増している。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は米国株注目の三社の比較でした!!また書きますね!!
今回取り上げた銘柄を掘り下げるのにmoomoo証券が役立ちました(^^♪本当に使えるツールですので売買しなくても無料会員登録するだけでもありがたい相棒です!
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