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【浮動株わずか3.5%!?】伊藤忠やみずほの大量保有報告書から見えたアイ・グリッド・ソリューションズで起きている「株主争奪戦」の正体

日米株

はじめに

こんばんわ。今日も株ブログを書いていくよ!

今回は、お昼に一度取り上げた個別銘柄への「大量保有報告書」の影響について、さらに深掘りしていくね。改めて、今回の対象銘柄はアイ・グリッド・ソリューションズ(603A)です。

この銘柄は7月29日に上場したばかりなのにもかかわらず、過去1ヶ月の間に大量保有報告書が立て続けに4件も出ているんだよね。その驚きの需給バランスについて詳しく見ていきます!

トム
トム

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大量保有報告書とは

そもそも「大量保有報告書」とは、上場企業の株式を5%超保有することになった場合、原則として5営業日以内に財務省へ提出することが義務付けられている報告書のことです。

市場においては、「大口の機関投資家や事業会社が本気で買い集めている(=将来性や企業価値を高く評価している)」という強力な買いシグナルとして受け止められるんだ。また、彼らが株をホールドし続けることで市場に出回る株数が減るため、需給面でのインパクトも非常に大きいのが特徴だよ。

EDINETの閲覧サイトではこのように表示されます👇

大量保有報告書が連発されると株価はどうなる?

上場直後から大量保有報告書が連発されるような銘柄には、以下のような株価的特徴が出やすくなるよ。

  • 下値が圧倒的に硬くなる(下支え効果):大株主がガッチリと株を保有して動かさないため、ちょっとやそっとの売りでは株価が崩れにくくなる。
  • 需給が引き締まりやすい(浮動株の減少):市場に流通する株が減るため、買い手が増えた際に株価が急騰しやすくなる(いわゆる「需給妙味」)。
  • 思惑買いを呼ぶ:「これだけ大手が買っているなら安心だ」という追随買いや個人投資家の資金が集まりやすくなる。

アイ・グリッド・ソリューションズの直近4件の大量保有報告書

アイ・グリッド・ソリューションズをめぐっては、上場して間もない期間に以下の4件が提出されているよ。

  1. 伊藤忠商事:24.25%の保有アイグリッドについて、伊藤忠は保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書]
  2. ガバナンス・パートナーズ:8.33%の保有アイグリッドについて、ガバナンス・パートナーズは保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書]
  3. スパークス・・アセット・マネジメント:5.05%の保有アイグリッドについて、スパークス・アセットは保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書]
  4. みずほキャピタル:14.08%の保有 アイグリッドについて、みずほキャピタルは保有割合が5%を超えたと報告 [大量保有報告書]

この上位4者の合計だけでも、すでに51.2%に達しているんです!

アイ・グリッド・ソリューションズの全体大株主リスト

さらに、これにマイナー出資者たちの持ち分をすべて足し合わせると、さらにすごいことになります。

  • 伊藤忠商事:24.25%
  • みずほキャピタル:14.08%
  • THE FUND投資事業有限責任組合:約14.9%
  • ガバナンス・パートナーズ:8.33%
  • 関西電力:約8.1%
  • スパークス・アセット・マネジメント:5.05%
  • シグマクシス・ホールディングス:約5.5%
  • 芙蓉総合リース:約4.7%
  • JA三井リース:約4.2%
  • 東急不動産:約3.4%

これらを全部足し合わせると、なんと96.8%という驚異的な数字になるんです。アイグリッドはまだ四季報に記載されていないので、以下の浮遊株の割合は 実はお宝情報なのかもしれません!!!

浮動株が非常に小さい銘柄の値動き特徴

上記の結果、私たち個人投資家が市場で自由に売買できる「浮動株(流動株)」は、たったの3.5%しか残されていない計算になる。

このように浮動株が極端に少ない銘柄は、

  • 板が薄くなりがち(少しの買い注文や売り注文で株価が大きく動きやすい)
  • 個人株主の間での争奪戦になりやすい
  • 一度火がつくと、買い戻しや新規の買いを巻き込んで急騰しやすい

といった、特有の値動き(ボラティリティの高さ)を見せるのが特徴だよ。

今後のアイ・グリッド・ソリューションズの株価の動き予想

これだけそう々たる大企業やファンドが「どっしり」と株を保有しているということは、経営の安定感が抜群であると同時に、実質的な売り圧力が非常に低いことを意味するよ。

市場に出回る玉(株)が3.5%しかないため、今後会社側から好材料や事業提携のニュースなどが出た場合、買い手が殺到して株価が一気に跳ね上がる爆発力を秘めているね。一方で、流動性が低いぶん、地合いが悪化したときの値動きには少し注意が必要かもしれないですね。でもチャートは美しいまでのWボトム!!

まとめ

今回はアイ・グリッド・ソリューションズの大量保有報告書と、驚異の「浮動株3.5%」について見ていきました!

大株主ががっちりスクラムを組んでいる銘柄として、個人投資家としては需給の引き締まり方を意識しながら、今後の値動きをじっくり追いかけていきたいところですね。

大量保有報告書の連発が与える株価への好影響

  1. 実需による強力な買い圧力 機関投資家や事業会社が5%以上の株式を市場から買い集める(あるいは上場時にまとまった割り当てを受ける)ため、単純に需要が供給を上回りやすくなります。
  2. 大手企業とのシナジー期待(伊藤忠商事など) 伊藤忠商事のような大手商社が約24%もの割合で大量保有報告を提出している場合、単なる株式投資にとどまらず、業務提携や持分法適用会社化、将来的なTOB(株式公開買付)といった思惑を呼び込みやすくなります。
  3. プロ投資家の「お墨付き」効果(スパークス、みずほキャピタル等) スパークスのような実績のある成長株ファンドやVC系が名乗りを上げることで、個人投資家に「プロが精査して投資価値があると判断した銘柄」という安心感を与えます。
  4. 浮動株の減少(品薄化) 大株主が長期保有(ガチホ)する比率が高まると、市場で売買できる「浮動株」が減ります。これにより、少しの買い注文でも株価が跳ね上がりやすい引き締まった需給状態が作られます。

株価が「上がらない」パターンや注意点

大量保有が連発されても株価が下がる・伸び悩むケースもあります。

  • ロックアップ解除や上場初期の売り圧力 IPO直後(アイグリッドは7月29日上場)は、VCなどの初期投資家からの売り(ロックアップ解除に伴う換金売り)と相殺されることがあります。
  • 「保有目的」が純投資・政策投資止まり 事業シナジーが不透明な場合や、ファンド側のExit(利益確定)の出口戦略に過ぎない場合は、買い一巡後に手仕舞い売りが出ることがあります。
  • 全体相場(環境)の悪化 グロース市場全体の地合いが悪い時期は、どれほど好材料が揃っていても市場全体の連安に巻き込まれることがあります。

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