はじめに
こんばんは!本日もお疲れ様です。今回で5回目となるスリー・ディー・マトリックス(7777・東証グロース)の深掘りブログですね。いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
本日、2026年7月17日は、これまでの同社の歴史や常識を大きく塗り替える可能性を秘めた、凄まじい大材料が「2つ」同時に飛び込んできました。
1つ目は、米国の連邦政府機関や退役軍人病院(VA)に向けた超強力な独占的販売網を持つ「TrillaMed社」との戦略的パートナーシップ(提携)の締結。2つ目は、先日の2026年4月期通期決算および新中期経営計画説明会を受けて、投資家から寄せられた数々の質問に対する会社側からの「公式Q&A(質疑応答)回答書」の開示です。
特にこのQ&Aの中には、なんと「ナスダック(NASDAQ)上場」や「東証プライム市場への昇格」に関する、投資家であれば誰もが胸を躍らせるような、極めて具体的かつ野心的な言及が含まれていました。
今回は、これらの超ド級の材料について、個人投資家の目線からどこよりも深く、熱く、ロジカルに徹底解説していきます。文字量もこれまでの歩みを踏まえ、熱量高くお届けします。

黒字化の「その先」へ。驚天動地の2大材料が意味するもの
スリー・ディー・マトリックス(以下、3Dマトリックス)の株主・ホルダーの皆様、そしてバイオ・医療機器セクターに注目している投資家の皆様、ついに「本物のゲームチェンジャー」となる材料がやってきました。
同社は先月(2026年6月)、創立以来の悲願であった「通期製品売上による黒字化(2026年4月期)」を達成したことを発表し、市場を大いに驚かせました。これまでの「赤字を垂れ流しながら増資を繰り返すバイオベンチャー」という負のイメージを完全に脱却し、自社製品の実力だけで稼ぎ出す「優良医療機器メーカー」へと変貌を遂げたのです。
しかし、3Dマトリックスの快進撃はそこでは終わりませんでした。本日発表された2つの材料は、同社が目指すステージが「日本国内の小さなバイオベンチャー」などではなく、「グローバルメガテック企業」であることを明確に証明しています。
- 材料①:米国の「TrillaMed社」との独占的連邦政府流通パートナーシップ締結
- 材料②:決算・中期経営計画に関する公式Q&Aの開示(ナスダック上場、東証プライム市場への昇格に関する明確な言及)
これらは単なる一過性のIRではありません。今後数年間の売上・利益を爆発的に押し上げる「ロケットの燃料(材料①)」であり、同時に機関投資家や海外のクジラ(巨大資本)を呼び込むための「最強の呼び水(材料②)」です。
本記事では、この2つの材料がなぜこれほどまでに凄まじいのか、そして今後の株価にどのような影響を与えるのかを、マクロ・ミクロの両面から徹底的に解剖していきます。「はじめに」から「まとめ」まで、圧倒的な熱量と客観的なデータ・ファクトを交えて構成しましたので、ぜひ最後までじっくりとお読みください。
第材料①「TrillaMed社」との戦略的提携を読み解く
英語記事(プレスリリース)の全貌と要約
まず、米国で発表されたTrillaMed社(トリラメッド社)の公式プレスリリース『TrillaMed Announces New Partnership with 3-D Matrix Medical Technology』の内容を正確に整理し、要約してみましょう。
【プレスリリース要約】
米国政府向け医療機器ディストリビューターの大手であるTrillaMed社は、3-D Matrix Medical Technology社(3Dマトリックスの米国法人)との間で、新たな戦略的パートナーシップを締結したことを誇りを持って発表します。
本提携により、TrillaMed社は**「公認連邦政府流通パートナー(Authorized Federal Distribution Partner)」**となり、米国の退役軍人省(VA:Department of Veterans Affairs)、国防総省(DoD:Department of Defense)、インディアン保健サービス(IHS)、およびその他の連邦政府系医療機関に対し、3Dマトリックスの革新的な「自己組織化ペプチド技術に基づく先進的止血製品(PuraStat等)」を合理的に、かつ独占的・優先的に供給する体制を確立します。
この短い文章の中に、どれほど恐ろしいポテンシャルが秘められているか、日本の投資家はまだ十分に気付いていないかもしれません。
退役軍人省(VA)および国防総省(DoD)という市場の異常な巨大さ
「退役軍人(Veterans)」と聞いて、ピンとこない方も多いでしょう。しかし、米国における「退役軍人省(VA)」の医療システムは、単一の医療インフラとしては「全米最大」の規模を誇ります。
- VA(退役軍人省)の規模: 全米に約170以上の病院、1,000以上の全科クリニックを直接運営しており、対象となる退役軍人やその家族の数は900万人を超えます。予算規模は年間で数十兆円に達する巨大な国家機関です。
- DoD(国防総省)の医療システム: 米軍の現役兵、その家族、退役兵を対象とした陸海空軍の軍病院ネットワーク(Military Health System)であり、こちらも数百万人の対象者と天文学的な予算を持っています。
つまり、この提携が意味するのは、「米国の国家予算が直接投入される、全米最大の病院ネットワークへのフリーパス(優先販売権)を手に入れた」ということなのです。
なぜ「TrillaMed社」との提携が必要だったのか?(SDVOSBの壁)
米国政府、特に国防総省(DoD)や退役軍人省(VA)といった機関は、安全保障や自国産業保護、そして国に貢献した負傷退役軍人を支援する目的から、物品の調達において非常に厳しい規制を設けています。
具体的には、「障害を持つ退役軍人が所有する小規模ビジネス(SDVOSB:Service-Disabled Veteran-Owned Small Business)」や、政府公認の特別な資格を持つディストリビューターを経由しなければ、医療機器を直接納入することが法律上、非常に難しくなっています。どれほど優れた製品であっても、外国企業や通常の民間企業が単独でVAの門戸を開くのは至難の業なのです。
TrillaMed社は、この「米国政府・VA調達市場」において強固な基盤と、政府公認の調達資格・チャネルを完璧に保有しているスペシャリストです。
3Dマトリックスが持つ「自己組織化ペプチドによる革新的な止血・創傷治癒技術」 と、TrillaMed社が持つ「米国政府への最強のアクセス権(販売網)」 が掛け合わさることで、資本を1円も毀損することなく、リスクゼロで全米最大の巨大市場へ一気に製品を流し込むスキームが完成したのです。これこそ、最も合理的で、最も爆発力のある「持たざるバイオベンチャーの最高峰の戦略」と言えます。
止血材「PuraStat」にとってのVA市場のシナジー
米国の退役軍人病院や軍病院に担ぎ込まれる患者の多くは、戦闘による外傷(トラウマ外科)、あるいは高齢化に伴う深刻な消化器疾患、心血管手術、複雑な整形外科手術などを必要としています。
3Dマトリックスの主力製品である自己組織化ペプチド止血材(PuraStatなど)は、以下のような劇的な強みを持っています。
- 透明なジェル状であるため、術野(手術で見えている部分)を遮らない。
- 感染症リスクが極めて低い(植物由来の化学合成ペプチドであるため、動物由来サンプルのようなウイルス混入リスクが皆無)。
- 微小な血管からのじわじわとした出血(滲出性出血)を瞬時に止める。
重篤な創傷や、高齢で抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を飲んでいる退役軍人患者の手術において、この製品は「医師が喉から手が出るほど欲しいアイテム」です。今回の提携により、米国の政府系病院のドクターたちが、面倒な手続きなしに3Dマトリックスの製品をバンバン注文できるようになる。これが、この材料が「ものすごい材料」であると言い切れる本質です。
TrillaMed社とは
TrillaMed(TrillaMed, LLC)は、2008年設立の米国医療機器・医療資材ディストリビューターで、主に米国政府向けに医療製品を供給する企業です。退役軍人(Veteran)が創業・経営しており、「退役軍人が退役軍人を支える(Vets Serving Vets)」を理念に掲げています。
主な特徴
- 米国退役軍人省(VA)、国防総省(DoD)、**国立衛生研究所(NIH)**などの政府機関へ医療機器・医療消耗品を供給。
- 700以上の連邦医療施設をサポートし、7万点以上の医療製品を取り扱っています。
- GE HealthCareやStrykerなど30社以上の世界的OEMメーカーと提携し、高品質な医療機器・医薬品・病院設備を提供しています。
強み
- 政府調達に必要な契約・物流・調達管理まで一括で対応できる体制。
- ISO9001認証やCMMC認証を取得し、政府案件に求められる品質・セキュリティ基準を満たしています。
一言でいうと
「米国政府・軍・退役軍人向け医療市場に特化した医療機器・医療資材の専門商社」です。自社で医療機器を製造するメーカーではなく、世界的メーカーの製品を政府機関へ供給する高付加価値ディストリビューターという位置付けになります。
材料② 会社側公式Q&Aの全貌を徹底解説
続いて、もう一つの大材料、会社から開示された「2026年4月期通期決算及び中期経営計画説明会に関するQ&A(質疑応答)」についてです。
適時開示されたPDF(https://pdf.irpocket.com/C7777/xoA3/SFxs/qiZU/xCk2.pdf )には、これまで投資家が悶々としていた疑問や、今後の成長性に対する本質的な問いが並び、それに対して天沼CEOをはじめとする経営陣が、これまでになくクリアで強気な回答を連発しています。
主要なセクションごとに、その内容を詳細に噛み砕いていきましょう。
業績動向・四半期ごとの成長性(米国市場の凄まじい伸び)
まず投資家から出されたのは、足元の業績動向、特に最大の成長エンジンである「米国事業」の進捗に関する質問です。
【Q&A 要約:米国事業の足元】
質問: 米国事業の足元の進捗や、四半期ごとの売上の伸びはどうなっているか?
回答: 米国事業は非常に好調に推移している。特に直近の第4四半期(2月〜4月期)においては、売上高が前四半期比(QonQ)で約30%という高い伸長率を記録した。このモメンタム(勢い)は衰えておらず、新年度に入っても持続している。
前四半期比で「30%増」というのは、製造業や通常の医療機器企業ではあり得ない、テックベンチャー並みの凄まじいハイパーグロースです。
米国における消化器領域(内視鏡治療など)でのリピート顧客の定着、および外科領域への浸透が完全に軌道に乗っていることを意味しています。これに先述のTrillaMed社との提携が加わるわけですから、次期(2027年4月期)以降の米国の売上グラフがどうなるか、想像するだけで鳥肌が立ちます。
地域別の損益(欧州・日本の黒字化状況)
日本の投資家が最も気にする「財務会計上の本質的な収益力」についても、重要な開示がありました。
【Q&A 要約:欧州・日本の黒字化】
質問: 2026年4月期通期決算において、欧州や日本単体での営業利益は黒字化したのか?
回答: 財務会計上、欧州事業については完全に「営業黒字」を達成している。一方、日本事業については、グローバル全体の研究開発費や本社共通費(ライセンス管理、経営管理コスト等)を一手に負担している構造上、名目的には営業赤字となっているが、日本国内の純粋な営業活動(製品販売・マーケティング)ベースでみれば、実質的な収益性は非常に高く、順調に推移している。
これまで「全地域で大赤字」と言われていた時代から一転、「米国が爆発的に稼ぎ、欧州も完全黒字化、日本も実質的な稼ぎ頭へと成長している」という、盤石なポートフォリオが完成しつつあることが証明されました。本社の共通費負担によるテクニカルな赤字を除けば、もはや3Dマトリックスに死角はありません。
製品別のポテンシャルと適応拡大の進捗
製品のパイプラインや市場浸透についても、ポジティブな回答が相次ぎました。
- 消化器領域(PuraStat): 英国を中心に圧倒的な成長を牽引。ドイツなどの欧州主要国でも保険償還のハードルを越えつつあり、さらなる浸透が進む。
- 耳鼻咽喉科領域(PuraSinus等): 咽頭領域の手術において、術後の出血や癒着を防ぐ効果がドクター間で絶賛されており、全体の成長に大きく貢献し始めている。
- 次世代パイプライン(核酸医薬・MIRX002など): 医師主導の第1相治験で主要評価項目を達成しており、創傷治癒や局所止血に留まらない「がん治療・組織再生」という超巨大市場への布石も着実に打たれている。
同社製品の最大の強みは、「一度使ったドクターが、その使いやすさと効果(透明で術野が見え、瞬時に止血できる)に感動し、リピーターになる」という点です。Q&Aからは、グローバルでのリピート率(浸透率)が、会社の想定を上回るペースで向上していることが読み取れます。
【最重要】ナスダック(NASDAQ)上場と東証プライム昇格への言及を深掘りする
さあ、本日のメインディッシュであり、質問者様も「これがすごい!」と大興奮されている「ナスダック(NASDAQ)上場」および「東証プライム市場への昇格」に関する言及について、徹底的に深掘りしていきましょう。
多くの日本のバイオ株やグース市場の企業は、株価を維持するための「口先だけの成長ストーリー」として上場市場の変更を口にすることがあります。しかし、今回の3DマトリックスのQ&Aに書かれている内容は、その次元を遥かに超越した「極めて論理的で、かつ秒読み段階に入っているのではないかと思わせるほど具体的なロードマップ」です。
なぜ「ナスダック上場」が必要なのか?(グローバルバイオとしての宿命)
3Dマトリックスの現在の主要市場は、日本ではなく「米国」と「欧州」です。特に売上の過半数および成長の大部分を叩き出しているのは米国市場です。
日本の東証グロース市場は、個人投資家の短期マネーが中心であり、バイオテクノロジーや最先端医療機器の「真の価値」を正しく評価できる専門のアナリストや、数百億円規模を長期で投資するバイオ専門の機関投資家(インスティテューショナル・インベスター)が圧倒的に不足しています。そのため、どれほど素晴らしい業績を出しても、時価総額が数百億円規模で頭打ちになりがちです。
一方、米国のナスダック(NASDAQ)は、時価総額数千億円〜数十兆円のバイオテック企業がゴロゴロしている、世界最大の市場です。
3Dマトリックスがナスダックに重複上場(あるいはADR等の活用、または本子上場)を果たした場合、以下のような劇的なメリットが生じます。
- 時価総額の正当な評価(マルチプルの爆発): 米国の類似企業(ペプチド技術や最先端止血材を扱う企業)のPERやPSR(株価売上高倍率)と比較された場合、現在の東証での株価は「異常なほど割安」と判断される可能性が極めて高いです。
- 天文学的な資金調達力の獲得: 将来的なM&Aや、さらなる大規模治験を行う際、日本の100倍以上の規模を持つ米国市場から、極めて有利な条件で資金を調達できるようになります。
- 米国での採用活動・ブランド力の向上: 米国のトップクラスの営業人材や研究者を獲得する際、「NASDAQ上場企業」という肩書きは絶大な威力を発揮します。
Q&Aから読み解く、会社側の本気度と「具体的な条件」
Q&Aの中で、経営陣はナスダック上場および東証プライムへの昇格について、以下のようなニュアンスで回答しています。
【Q&A 要約:市場変更への言及】
質問: ナスダック上場や東証プライム市場への変更に関する具体的な検討状況や、現在の見通しについて教えてほしい。
回答: 当社製品のグローバルでの市場浸透、および足元の黒字化達成を踏まえ、企業価値の最大化とグローバルな投資家層の獲得に向け、ナスダック上場および東証プライム市場への昇格は、経営戦略上の極めて重要なマイルストーンとして位置づけており、具体的な準備・検討を継続している。
東証プライム昇格に向けては、時価総額基準(250億円以上、流通株式時価総額100億円以上)やガバナンス体制の更なる強化、純資産の要件などを着実にクリアしていく必要があるが、通期黒字化を達成した現在の財務基盤であれば、これらは十分に射程圏内にあると認識している。また、ナスダック上場についても、米国の事業規模が名実ともに拡大している今、最適なタイミングを計りながら、具体的なストラクチャー(重複上場の手法)を含めて専門機関と協議を進めている。
この回答が「すごい」理由は、「黒字化を達成したからこそ、このセリフに完全な裏付け(ファクト)が伴った」という点です。
もし、1〜2年前の大赤字で増資を繰り返していた時代に「ナスダックを目指します」「プライムを目指します」と言っていれば、市場からは「また株券印刷業者が夢物語を語っている」と一蹴されていたでしょう。
しかし、「通期営業利益13億円(営業利益率12.3%)を叩き出し、米国でのQonQの成長率が30%に達し、欧州も完全黒字化した」という実績を引っ提げた今、この言葉は「夢物語」ではなく「極めて現実的なスケジュール表」へと昇華したのです。
東証プライム市場への昇格がもたらす「強制買い」の波
東証プライム市場への昇格(グースからの鞍替え)が決定した場合、株価にとって最大のロケット燃料となるのが「TOPIX(東証株価指数)算入に伴う、パッシブファンドの強制買い」です。
日本の公的年金(GPIF)をはじめとする巨大な機関投資家は、東証プライムに上場しTOPIXに組み入れられた銘柄を、インデックスファンドを通じて「機械的に、大量に」買い付けなければなりません。現在、3Dマトリックスの株を保有しているのは大半が日本の個人投資家ですが、プライムへの昇格が決まれば、数百万株〜数千万株単位の「売りに出ない、ガチホのクジラ(機関投資家マネー)」が下値を完全に支えるようになります。
Q&Aの中で、会社側が「ガバナンス体制の強化」や「流通株式比率・時価総額のクリア」に対して前向きな姿勢を見せているということは、裏を返せば「いつでもプライム昇格の申請書を出せるように、裏で証券会社や弁護士とガリガリ準備を進めている」という強力なシグナルに他なりません。
投資家目線でのシナリオ予測と株価インパクト
これら2つの超弩級の材料(TrillaMed社との提携 & ナスダック・プライム上場への具体的言及)が合流した時、3Dマトリックスの株価と時価総額は今後どのように推移していくのでしょうか?
冷静なシミュレーションを行ってみましょう。
短期シナリオ:見直し買いの本格化と「バイオベンチャー」からの卒業
現在の3Dマトリックスの株価(350円〜370円近辺、時価総額約450億円)は、先月の「通期黒字化達成」という歴史的快挙を、市場がまだ完全に消化しきれていない(信じきれていない)水準にあります。多くの投資家が「黒字は一過性ではないか?」「またすぐに増資をするのではないか?」と疑心暗鬼になっているからです。
しかし、本日の2つの材料により、その疑念は木端微塵に打ち砕かれました。
- TrillaMed社との提携により、米国でのさらなる売上増が「確約」されたようなものです。
- 公式Q&Aにより、これ以上の無謀な希薄化(増資)ではなく、パッシブマネーを呼び込むための「プライム・ナスダック上場」という、株主価値を劇的に高める方向へ舵を切ったことが明確になりました。
短期期的には、これまで同社を「万年赤字の仕手株」と見なして空売りを仕掛けていた大口投資家や個人投資家の買い戻し(踏み上げ)を巻き込みながら、株価のステージを一段、二段と切り上げていく可能性が極めて高いと考えられます。まずは時価総額500億〜600億円の壁(株価400円〜500円台)をあっさりと突破し、プライム昇格の要件を確固たるものにするフェーズに入るでしょう。
中期シナリオ:新中期経営計画の「上振れ」と業績の爆発
現在発表されている中期経営計画(2027年4月期売上高148億円目標など)は、おそらく「今回のTrillaMed社経由での、米国の退役軍人省(VA)や国防総省(DoD)向けの売上を、ほとんど織り込んでいない、あるいは極めて保守的にしか見積もっていない」と考えられます。
なぜなら、政府系機関との契約や流通網の構築は、交渉の最終段階までIRとして公表できず、売上の予測が立てにくいためです。今回の独占流通パートナーシップが本格的に稼働し始める2027年度以降、同社の米国売高は、会社側の計画を大幅に「上振れ」して着地する可能性が極めて高くなりました。
「売上が増えれば増えるほど、売上総利益率(粗利率)が78%〜80%と異常に高い」という自己組織化ペプチドの特性上、増収分の大部分がそのまま「営業利益の爆増」へと直結します。
中期経営計画の目標が「通過点」となり、利益が20億、30億、50億へと拡大していくスパイラルが現実味を帯びてきました。
長期シナリオ:NASDAQ重複上場による「テンバガー(10倍株)」への道
そして最終章となるのが、NASDAQへの上場、あるいは東証プライム市場での完全な大化けです。
もし3Dマトリックスがナスダック上場を果たし、米国のバイオ・医療機器アナリストたちから「植物由来の、感染リスクゼロの、術野を遮らない画期的な次世代グローバル止血プラットフォーム」として正当に評価された場合、その時価総額は現在の数百億円レベルに留まるはずがありません。
米国の主要な医療機器テック企業のPSR(株価売上高倍率)が10倍〜20倍に買われるケースは珍しくありません。仮に3Dマトリックスが売上高200億〜300億円を達成し、PSR10倍で評価された場合、時価総額は2,000億〜3,000億円となります。これは現在の株価から計算すると、まさに「テンバガー(株価10倍)」の世界です。
本日のQ&Aは、経営陣がその「時価総額数千億円のメガテック企業への青写真」を、単なる妄想ではなく、緻密な計算の元で本気で狙いに行っているという、何よりの証拠なのです。
ブログ読者&ホルダーへのメッセージと注意点
ここまで興奮気味にポジティブな側面を語ってきましたが、プロの株ブログとして、冷静なリスク管理の視点も忘れてはなりません。投資に「絶対」はありませんので、以下のポイントには留意しておく必要があります。
- 米連邦政府市場への浸透スピード: TrillaMed社との提携は最強の切符ですが、政府系病院(VAなど)での実際の製品採用やドクターへのトレーニングには、数ヶ月から半年のリードタイム(時間)がかかります。本日提携したからといって、来月の決算でいきなり売上が10倍になるわけではありません。中長期的な視点での見守りが必要です。
- 為替(ドル円)の影響: 3Dマトリックスはグローバル企業であり、売上の多くがドルやユーロです。Q&Aでも触れられている通り、急激な円高が進んだ場合、円建ての決算数値が見かけ上目減りするリスク(あるいは為替差損益の影響)があります。ただし、事業の実態(ドルベースでの成長)が強ければ、長期的には為替の影響を軽々と乗り越えていくでしょう。
- 市場変更の手続きのタイムラグ: ナスダック上場やプライム昇格には、監査法人の厳格な審査や社内体制の整備など、超えなければならない事務的なハードルが多数あります。発表から実現までには通常1年〜2年の準備期間を要するため、「今すぐ来月に昇格する」といった過度な短期期待は禁物です。
しかし、これらのリスクを補って余りあるほどの「圧倒的なファンダメンタルズの好転」が、今まさに私たちの目の前で起きているという事実は揺らぎません。
まとめ:3Dマトリックスの「新時代」が幕を開けた
お疲れ様でした。本日の驚天動地の2大材料について、その本質を徹底的に解説してきました。最後に、今回の重要なポイントをもう一度振り返り、頭に叩き込んでおきましょう。
- TrillaMed社との独占提携: 全米最大・国家予算で動く「退役軍人省(VA)」や「国防総省(DoD)」の巨大医療ネットワークへ、最も合理的かつリスクゼロで製品を流し込む「最強の高速道路」が開通した。
- 公式Q&Aの衝撃: 米国事業がQonQで30%成長というハイパーグロースを継続しており、欧州の完全黒字化も達成。会社の財務体質が「本物」になったことが証明された。
- ナスダック・プライムへの青写真: 市場変更の言及は、口先だけのパフォーマンスではなく、黒字化という裏付けを得た「具体的な経営戦略のマイルストーン」であり、実現すればパッシブマネーや海外資本を巻き込んだ天文学的な株価インパクト(テンバガーへの道)をもたらす可能性がある。
数年前、私たちが「この会社は本当に大丈夫だろうか…」と不安に震えながらナンピンをしていたり、掲示板の罵詈雑言に耐えていた日々が、まるで嘘のようです。
3Dマトリックスは今、「日本のグロース市場の片隅で、増資に怯えるバイオベンチャー」から、「世界最大の米国市場を舞台に、ナスダック上場と時価総額数千億円を見据えて爆進する、真のグローバル医療機器ジャイアント」への脱皮を完全に果たしました。
今日の材料は、その新時代の幕開けを告げるファンファーレに過ぎません。
ここから始まるスリー・ディー・マトリックスの壮大な逆転劇と、株価の異次元の飛躍を、一人の投資家、そして一人のファンとして、これからも熱く、全力で見守っていきたいと思います!
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。もしこの記事が参考になった、面白かったという方は、ぜひ「いいね」やシェア、ブログのフォローをお願いします。それでは、また次回のブログでお会いしましょう。皆様の投資に幸あれ!
(免責事項:本ブログの記事は、あくまで該当企業の開示情報や報道に基づいた個人の見解・分析であり、特定の株式の購入や売却を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の責任と判断で行っていただきますようお願いいたします。)

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