2025年はどんなテーマが大化けするのかを予想
12月に入り2024年の株式市場も残り1ケ月。そろそろ今年の損益確定や税金対策(確定申告でマイナスを確定して翌年に繰り越す)で年内の銘柄整理を検討されている方も多いと思います。私も昨年同様次回の記事で今年の取引成績(セルソースの300百万円を超える損切でTotalマイナスと予想)を発表したいとおもいますが、今回は来年こそ!!の2025年の市場展望予想とAIの次にくる大化け・本命テーマについて整理し最後に個別株で大きく値上がりしそうな銘柄5つを紹介したいと思います。
この記事を読んで頂いて株を来年こそ初めてみようと思う方、今持っている証券会社以外にも情報集収集用、米国株用にもう一つ口座を開設しようとされている方は以下の二つの記事も合わせて読んでみてください!(サイドバーの各証券口座も(^^♪)
2024年のふり返りと2025年日本株式市場の展望予想
さて、ふり返って見ると2024年は私の感覚では『NVIDIA』『AI・半導体 中でも生成AIのGPU,TSMC関連』『宇宙・防衛関連』『新NISAに関連した高配当銘柄の物色』こんなところに資金が回っていったというイメージでした。そして忘れてはならないのが2024.8.5のブラックマンデー。日経平均が前日比4451円下げこれは1987年のブラックマンデーの下げ幅3836円を大幅に超えて史上二番目の下げとなりました。私はこの時に大きく含み損になっていて低迷していた無(低)配当グロース株(あ、セルソースって言います)を損切して、高配当なのにブラックマンデーに乗じてS安していた東京海上や三井住友FGを買いまくりました。結果このトレードは大成功、1週間でマイナス800万円が元に戻りました。株ってすごいな。2025年に同様の暴落があっても慌てず落ち着いて、むしろ買い増す位の気持ちと余力があるとよいですね。ちなみに2025年は太陽フレアが活発化し通信・インフラに影響のあることが予想されていましてこれが表面化した時に株価下に振れるかもしれませんね。
さて2025年ですが、大きく以下のような世の中の動きが起きてくると思います。
1.トランプ大統領誕生による二大戦争の終結or悪化、関税政策による他国対米輸出環境の変化
2. 円安の上限ストップ155円で頭打ちでしょう
3. 米国株の高止まり下落開始(※この件については以下リンクのけいさんのポストにあるジム・ロジャースさんの講演のメモがメチャクチャ役に立ちます!ブックマーク必須です)
4. 特定国内産業への政府補助、原子力含め新エネルギー政策による特定産業の新興
5. 年収103万円の壁上限アップによる恒常的な人手不足への一助。ロボティクス、DXのさらなる加速。(ファミレスの=^_^=の配膳ロボ見たことありませんか?あれが増えるかな)
それで次の項目でこれらのテーマの具体的な深堀りをしていきましょう
2025年の大化けテーマ
前項の世界・日本の環境の変化から注目すべきテーマと関連銘柄を以下の通りピックアップします
ペロブスカイト太陽電池関連
2024.11月に政府から発表された『2040年までに原発20基分の20GWの電力をこのペロブスカイト太陽電池で賄う計画』と言うのは余りにも衝撃的で正直まだ投資家の間で完全に消化できていないと思います。すなわち全く折り込まれていない。これからこのテーマに関する電池銘柄、電池製造設備銘柄、作った電池を貯める蓄電池銘柄、電池の材料=ヨウ素の銘柄が物色されてその中の本命株が上げてくると思います。具体的には添付の記事にあるような伊勢化学、K&Aエナジー、NPCなどです。ヨウ素関連の大化けお宝銘柄は次の項目に一つとりあげます。
ラピダス関連
これも2024.11月にぶち上げられた政府の8000億円の支援のニュースに裏付けされるように2025年の大きなテーマです。設備の稼働開始は2025年4~6月ともいわれておりもうすぐそこです。
関連会社としては半導体設備メーカの東京エレクトロンデバイス、レーザーテックなどの超大手から 有望株なのに株価低迷しているJETやKOKUSAI ELECTRICなども妙味があります。また北海道の不動産開発としてロゴスホールディングスや日本エスコンにも期待しています。以下の過去記事も参考にされてください。
原子力・核融合発電関連
国のエネルギー政策もCOPに押されていやおうなしに脱炭素、石炭焚き火力発電所の段階的廃止に動かざるを得ない状況です。ただエネルギー燃料の30%を石炭に頼る日本がすぐに全廃止はありえず、これから原子力を再稼働させ且つ前述のペロブスカイト太陽電池などの新技術が伸びてくるはずです。さらに未来の電源として核融合発電についても関連銘柄が物色されてくると思います。ド真ん中なのは三菱重工!ほかに日立、アルバック、浜松ホトニクスなど、隠し玉として添付記事にあるKDDI
宇宙関連
2024年宇宙関連は明暗が分かれました。三菱重工が主導するH3は連続成功、一方イプシロンロケットは事故連発。やはり三菱重工一強でしょうか。また同様に今年大きく話題となったQPS研究所とアストロスケールの小口銘柄も大化けの機運。特にQPS研究所は2024.11にJAXAの宇宙戦略基金事業技術開発テーマの実施機関に選定されこの会社への期待をうかがわせる展開となってきていますね。関連過去記事3つを再掲載します!
不動産関連
2025年は不動産の年になると思います、その理由は以下のような環境の変化がある事です。
- 空き家や相続不動産の増加による供給過剰
- 住宅需要の高い30代~40代の減少による購買需要の減少
- 高齢化に伴う若年層の流出による地域の経済活動の停滞
- 再開発の取り組みが進んでいない地域によるインフラの老朽化
さらに高齢化に伴う相続税対策に絡む銘柄も盛り上がると思います。代表例としては三井不動産、三菱地所、東急不動産、ヒューリック、ファーストブラザーズ、青山財産ネットワークスなど。とっておきの一銘柄は次の項目に。
円高転換関連
2025年円安が止まり円高に振れてきたら添付のリンク記事を是非読んでください。円高の際の投資の身の振り方を纏めています。電力・化学・金融・保険・食品系は要チェックです!代表例とては北越コーポレーション、三菱製紙、大王製紙、九州電力、北海道電力、日清製粉、キッコーマンなどです。
人手不足・人材関連
このテーマに関しては次の項目の最後の銘柄に触れたい為にとりあげました! 隙間バイト今後もニーズ高まってくると思います!!
大化け候補銘柄5つ
タスキホールディングス
この銘柄につきましては2023年3月から当ブログで4回紹介していまして、順調に株価を上げています2027年に東証プライム鞍替えの当確ランプが出ており、これからも上方修正・増配・新規M&A・SaaS不動産DXの新規顧客獲得などの情報がどんどんでてくると思います。いま時価総額が400億円というのはあり得ない位安いと思うし、1000億円くらいは軽くポテンシャルあると考えています。僕はこの銘柄に60%近くポートフォリオを寄せており ここだけで年間配当90万円あります。なので個人的にも頼んます!
西部技研
ここも年間配当70円で高配当。前述のラピダス・TSMCなどの半導体工場に絡んでくると思います。九州に根付いた企業ですので特にTSMC熊本の設備拡張ニュース(第二工場)の際にはここが反応するかどうか見ていきたいと思います。
三菱ガス化学
当ブログ初出しです。この会社今後大化けのポテンシャルを秘めています。先のペロブスカイト太陽電池の原料となるヨウ素を生産する設備を着々と拡張しており以下のIRの通り生産も開始しています。自社株買いも発表していますし増配傾向も。いま時価総額6000億円、とりあえず2025年中に倍に。私はいま100株しか持っていませんが3月の本決算前にあと400株買い増す予定です。
レジル
上場間もないこの銘柄皆さんお気づきでしょうか?分散型電力システム構築でマンション高圧電源一括サービスなどを提供している会社です。
上場直後のグロースなのに配当36円(1.6%)だしていて、PER18.28,PBR4.84と割安 NTT系の会社とも提携するIRを出したり、横浜市のカーボンニュートラル事業の中核に位置付けられたりと注目されている銘柄です。まだ時価総額が400億円なので2025年に大化けする匂いが満点です。
2025年は投資アプリのお気に入り銘柄の上位に置いて株価をずっとウオッチしていきます。
タイミー
今後人材の流動化と高齢年齢層の労働力活用に向けてこの会社が手掛ける『スキマバイト』はますます伸びてくると思います。
上場後株価は一旦押していて今 時価総額1100億円。この会社の捉える市場を考えると5000億円くらいあっても良いと思います。実際私もアラフィフサラリーマン、引退したらこの会社の隙間バイトで川岸の草刈りとか 単発バイトいれて小銭を稼ごうと思っているのでこの会社を応援していきたいです。
ただし!以下の記事ににあるような『闇バイトのお手伝いで深夜に鳥(防犯カメラ)、猫(高級車)を探して地図に✖印をつける』と言うようなバイトは入り口で遮断してほしいです。👉これは実際に遮断してくれて申し込みは0件だったそうです。よかった!!
まとめ
いかがだったでしょうか。2024年を振り返り早めに2025年の市場展望を予想し 期待される銘柄を探していく作業、投資家にとっては楽しみでしかないですね。この記事に取り上げたテーマや銘柄が皆さんの投資戦略に役立ったらとてもうれしく思います。次は米国株の2025年予想いきますね!
コメント