水素キャリアのメタノールを制する三菱ガス化学は高配当で長期保有推奨の大化け候補

日米株
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今回はまずこのニュースから。三菱ガス化学が欧米企業と組んで水素供給に参入し、同社はメタノールの供給を担うというもの。

三菱ガス化学、欧米2社と水素供給へ メタノールで生成 - 日本経済新聞
三菱ガス化学は4日、メタノールから生成する水素の供給に向けて欧米2社と提携したと発表した。メタノールから効率的に水素を製造する技術を持つ企業と組み、扱いづらい水素を運ぶための「水素キャリア」としてのメタノール需要を増やす。米エレメント1のメタノールの水蒸気改質と水素精製のノウハウを活用し、スペインのメタノールリフォーマ...

私この銘柄はペロブスカイト太陽電池関連で200株だけ持っていたんですが、このニュースを見て一気に1000株まで買い増しました。今回はこの銘柄の分析をしていきたいと思います。

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三菱ガス化学が水素キャリアで注目される訳

株式投資の人気テーマで常に上位にあげられる「脱炭素」。このテーマに欠かせないのが水素とアンモニア、これら二つ燃料は燃焼しても二酸化炭素CO2を排出しないのが最大の特長です。理科の授業を思い出して化学式の復習です!

水素燃焼 2H2(水素)+02(酸素)= 2H2O(水)

アンモニア燃焼 4NH3(アンモニア)+302(酸素)= 2N(窒素)2 + 6H2O(水)

ご覧の通り通常の大気中に大量にある窒素と水しか出さないんですね。うんクリーンだ。

ただしこの水素とアンモニアは輸送するのに液化する場合、水素はマイナス253度、アンモニアはマイナス33度以下にする必要があり、そのために大量のエネルギー・圧力と特殊運搬船が必要になるです。特に水素は253℃!!!むむむこれは液化はムズカシソウダ。。。この解決方法が三菱ガス化学に関係あるんです!

トム
トム

今回の記事では次世代・脱炭素エネルギーとして注目される水素それに関係する三菱ガス化学について紹介していくよ。米国株もやっている方は独特のAI株価予想と銘柄ニュースが豊富なmoomoo証券を登録してみてね。登録するだけで売買しなくてもAI予想や沢山の情報見れるよ。

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三菱ガス化学株式会社は、日本の大手化学メーカーであり、三菱グループの一員です。登記上の商号は漢字で三菱瓦斯化学株式会社と表記します。

事業の特色

  • 天然ガス化学のパイオニア: 天然ガスを原料として多様な化学製品を製造し、天然ガスの資源開発そのものから手掛けています。天然ガスは不純物が少なく、埋蔵量が豊富で、有毒ガスやCO2排出が少ないため、環境に配慮した製品を安定供給できます。
  • 独創的な技術: 製品の90%を自社開発技術で製造しています。
  • 世界シェア1位の製品: 半導体素材のBT積層板、ガスバリア性ナイロンのMXナイロン、高屈折率カメラレンズ用の光学樹脂ポリマー「ユピゼータ®EP」、金属劣化を防ぐ塗料のMXDA(メタキシレンジアミン)、食品・医療分野の脱酸素剤、自動車軽量パーツの発泡ポリプロピレンなど、世界トップシェアの製品を多数有しています。
  • PER 11.0倍、PBR 0.78倍、利回り3.52% (連続増配中)

今回のテーマ水素キャリアとメタノールの関係を見ていきます。まず最初にメタノールの市場概況資料をご覧ください。Topプレーヤーとして三菱ガス化学が挙げられています!!

三菱ガス化学は日本国内のメタノール生産量トップ企業なんです!! 世界でも第3位!!凄すぎる

前項目で説明したように水素は輸送するためには非常に低温で液化する必要があるので非常に難しいのです。そこで「メタノールが水素の原料になると同時に、水素から製造することもできる特長」を生かして大量生産した水素を常温常圧で扱えるメタノールに変えて、消費地で再び水素を製造する手法が検討されているんです。ここで冒頭の日経記事の全貌が分かってきましたね。化学式では以下のとおりです。

水素をメタノールに変える CH3OH(メタノール) ← CO+H2O ← CO2+H2(水素) そして運ぶ

消費地でこの式で水素に戻す CH3OH(メタノール)+H2O → CO2+3H2 (CO2は回収)

会社の説明資料にも水素キャリアの説明がありますね

よってこれから水素の活用が地球規模で進んでくるというニュースに触れるたびに必ずそこには輸送の課題が起きます。その時に『メタノール』というキーワードと三菱ガス化学の思惑が絡んでくるのです!

配当もよく15期連続の連続累進配当。今後も増配は続くと思いますので今すぐに保有して最低5年ないしは永久保有しておきたい銘柄です!!!

今後の株価見通しはmoomoo証券に聞いてみました。やや強気のアップサイドで3960円。2/13の2025.3月期第3四半期の決算発表次第で跳ねそうですね!

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