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【半導体株ETF】ゆたちぃ氏も注目!「ノムハン」200Aを徹底分析!キオクシア・アドバンテスト・東エレクをまとめ買いできるETFの魅力と年末の買い場を考える

日米株

はじめに

AI半導体ブームが続くなか、日本の半導体関連株にまとめて投資できるETFが注目を集めています。

その銘柄が、今回紹介する NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信(200A) です。

通称「ノムハン」とも呼ばれるこのETF。最近、Xで話題になっている投資家「ゆたちぃ」さんが購入していることでも注目されています。

組入れ銘柄を見てみると、キオクシア、アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、ルネサス、レーザーテックなど、日本を代表する半導体関連企業がずらり。

個別株でこれらの銘柄を一つずつ買うのは大変ですが、200Aなら1口からまとめて投資できます。

私自身も半導体関連株には中長期的な成長余地があると考えています。

ただし、今すぐ飛びつくつもりはありません。

最近発表されたインテル、イビデン、キオクシアの決算を確認すると、半導体業界には強い成長と同時に、期待先行による株価調整のリスクも見えてきます。

私が狙っているのは、年末にかけての買い場です。

今回は200Aの仕組みや組入れ銘柄、半導体関連企業の最新決算を整理しながら、今後の投資戦略を考えてみます。

トム
トム

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そもそも「ノムハン」200Aとは?

正式名称は、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信。

野村アセットマネジメントが運用するETFで、東京証券取引所に上場しています。

連動対象は「日経半導体株指数(トータルリターン)」です。

日本の半導体関連企業のうち、時価総額の大きい30銘柄で構成される指数に連動する仕組みです。

つまり、日本の半導体産業全体にまとめて投資できるETFということです。

200Aの基本情報

項目内容
銘柄コード200A
運用会社野村アセットマネジメント
対象指数日経半導体株指数
組入銘柄数原則30銘柄
売買単位1口
信託報酬年率0.165%(税込)
総経費率年率0.25%(税込)
分配金利回り0.62%(2026年10月20日時点)
純資産総額約1,061億円(2026年10月20日時点)

※基準日によって数値は変動します。

注目したいのは、信託報酬が年率0.165%という点。

個別に複数の半導体株を購入する場合と比べて、管理の手間を抑えながら半導体セクター全体に投資できます。

また、最低取引金額は1口から。2026年10月21日の終値は3,935円でした。

数千円から投資を始められる点も魅力です。

200Aの組入れ銘柄をチェック!

それでは、最も気になる組入れ銘柄を見てみましょう。

以下は2026年10月29日時点で確認できるPCFの上位20銘柄と構成比率です。

順位銘柄コード構成比
1キオクシアHD285A25.65%
2アドバンテスト685714.50%
3東京エレクトロン803513.30%
4ディスコ61466.20%
5ルネサス67236.04%
6レーザーテック69204.25%
7信越化学40633.90%
8JX金属50163.19%
9HOYA77413.17%
10ソニーグループ67582.74%
11SCREEN HD77352.52%
12KOKUSAI ELECTRIC65251.91%
13ローム69631.70%
14日産化学40211.20%
15東京応化工業41861.19%
16SUMCO34360.96%
17住友ベークライト42030.86%
18マクニカHD31320.80%
19ローツェ63230.75%
20東京精密77290.74%

※2026年10月29日時点の上位20銘柄。構成比率は日々変動します。残りの銘柄を含めて30銘柄で構成されています。

上位3銘柄だけで約53%!

このETFで特に注目したいのが、上位銘柄への集中度です。

  • キオクシアHD:25.65%
  • アドバンテスト:14.50%
  • 東京エレクトロン:13.30%

なんと、この3銘柄だけで約53.5%を占めています。

つまり、200Aは30銘柄に分散しているものの、実際にはキオクシア、アドバンテスト、東京エレクトロンの値動きが大きく影響するETFです。

特にキオクシアの構成比率が非常に高い点は覚えておきたいところ。

キオクシアが上昇すればETFにとって大きな追い風になりますが、逆にメモリー市況が悪化すれば大きな下落要因にもなります。

なお、指数には定期的なウエート調整ルールがあり、毎年11月末に構成銘柄の見直しが行われます。今回のように株価上昇によって構成比率が膨らんでいる銘柄が、今後どう調整されるのかも注目ポイントです。

組入れ銘柄を事業別に見てみよう!

200Aの魅力は、半導体産業のさまざまな分野に投資できることです。

半導体製造装置

  • アドバンテスト
  • 東京エレクトロン
  • ディスコ
  • レーザーテック
  • SCREEN HD
  • KOKUSAI ELECTRIC
  • ローツェ
  • 東京精密

半導体製造には高度な装置が必要です。

特にAI向けの高性能半導体では、製造工程が複雑になり、検査・計測・加工装置の重要性が増しています。

日本企業が世界市場で強みを持つ分野でもあります。

半導体材料・ウエハー

  • 信越化学
  • JX金属
  • SUMCO
  • 日産化学
  • 東京応化工業
  • 住友ベークライト

半導体を製造するためには、シリコンウエハー、フォトレジスト、各種化学材料などが欠かせません。

半導体の微細化や高性能化が進むほど、材料にも高い技術力が求められます。

半導体・電子部品メーカー

  • キオクシアHD
  • ルネサス
  • ローム
  • ソニーグループ
  • HOYA

メモリー、車載半導体、パワー半導体、イメージセンサーなど、それぞれ異なる市場に強みを持つ企業です。

AIデータセンターだけでなく、自動車、産業機器、スマートフォンなど幅広い需要を取り込むことが期待されます。

こうして見ると、200Aは単なるAI関連ETFではありません。

半導体の設計・製造・検査・材料・メモリーまで、日本の半導体産業を幅広くカバーしている点が魅力です。

直近の半導体関連決算から見えること

ここからが今回の記事の本題です。

半導体関連株はAI需要の拡大を背景に大きく成長していますが、企業ごとに業績や株価の反応には違いがあります。

直近の決算を確認してみましょう。

① インテル:業績は増収でも市場の期待には届かず

米半導体大手のインテルは、2026年10月29日に2026年第3四半期決算を発表しました。

主な数字は以下のとおりです。

項目実績
売上高165億ドル
前年同期比21%増
GAAP EPS0.60ドル
Non-GAAP EPS0.52ドル
第4四半期売上高見通し150億~160億ドル

売上高は前年同期比21%増と、決して悪い数字ではありません。

しかし、市場が失望したのは第4四半期の業績見通しでした。

市場予想を下回る売上高見通しが示されたことで、決算後のインテル株は急落。10月30日には大幅な売りが広がりました。

ここから読み取れるのは、半導体市場全体が好調でも、すべての半導体企業が同じように評価されるわけではないということです。

AI向け半導体の需要が強い一方、PC市場などには不透明感も残っています。

半導体株を購入する際には、業界全体の成長だけでなく、企業ごとの競争力や業績見通しを確認する必要があります。

② イビデン:AIサーバー向け基板需要が業績を牽引!

日本企業で注目したいのがイビデン(4062)です。

2026年10月29日に発表した2027年3月期第2四半期決算は、非常に力強い内容でした。

項目中間期実績前年同期比
売上高2,625億円+34.3%
営業利益601億円+84.6%
経常利益610億円+88.9%
中間純利益385億円+74.8%

売上高だけでなく、営業利益が84.6%増と大きく伸びています。

背景にあるのが、サーバー向け高性能パッケージ基板などの需要です。

AI半導体は高性能化が進むほど、チップそのものだけでなく、それを支えるパッケージ基板の重要性も高まります。

イビデンはこの分野で世界的な競争力を持つ企業です。

ただし、好決算にもかかわらず、10月30日の株価は前日比15%超の下落となりました。

これは非常に重要なポイントです。

業績が良くても、株価が必ず上昇するわけではありません。

市場の期待がすでに株価に織り込まれていれば、好決算でも利益確定売りが出ることがあります。

私は、このような決算後の急落局面こそ、年末に向けた投資機会を探るうえで注目したいと考えています。

③ キオクシア:AIメモリー需要が爆発的な成長を牽引!

今回の半導体決算で最もインパクトが大きかった企業の一つがキオクシアHD(285A)です。

2026年10月30日に発表した2027年3月期第2四半期決算は、驚異的な数字となりました。

項目中間期実績
売上収益約4兆2,472億円
営業利益約3兆2,647億円
純利益約2兆1,978億円

前年同期比では、売上収益が436.8%増。

AIデータセンターの拡大に伴うNANDフラッシュメモリー需要の急増が業績を大きく押し上げています。

さらに注目したいのが株主還元です。

キオクシアは上場後初となる中間配当を発表。1株当たり30円、総額480億円の配当を実施する方針を示しました。

業績拡大だけでなく、株主還元にも動き始めたことは評価できるポイントです。

ただし、ここで注意したいのが200Aにおけるキオクシアの構成比率です。

10月29日時点で25.65%。

つまり、キオクシアの株価が大きく動けば、200A全体にも相当な影響が出ます。

キオクシアの業績が好調だからといって、200Aを無条件に買ってよいというわけではありません。

メモリー価格の上昇がいつまで続くのか、次の四半期も高水準の利益を維持できるのかを確認したいところです。

④ 太陽誘電:次の決算発表は11月5日!

電子部品メーカーの太陽誘電(6976)も注目しています。

ただし、ここは決算日を整理しておきましょう。

太陽誘電の2027年3月期第2四半期決算発表は、2026年11月5日15時30分の予定です。

10月31日時点では、まだ第2四半期決算は発表されていません。

直近の第1四半期決算では、

  • 売上高:約939億円(前年同期比10.7%増)
  • 営業利益:約48億円(前年同期比53.3%増)
  • 経常利益:約43億円(前年同期比大幅増益)

という内容でした。

主力の積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、自動車、情報インフラ、産業機器など幅広い分野で使用されています。

AIデータセンターの拡大によって、サーバー関連の電子部品需要も期待できる分野です。

11月5日の決算では、売上高の伸びだけでなく、利益率の改善や通期見通しにも注目したいと思います。

半導体株は今が買いなのか?

ここまで見てきたように、半導体関連企業の業績には明るい材料が多くあります。

特にキオクシアの爆発的な利益成長、イビデンのAIサーバー向け基板需要は、日本の半導体産業の成長を感じさせる内容です。

一方で、インテルの決算後の急落や、好決算を発表したイビデンの株価下落を見ると、投資家の期待値が高くなっていることも分かります。

私は、ここから年末にかけての株価調整を待ちたいと考えています。

私が年末を買い場と考える理由

1. 決算発表後の利益確定売りが出やすい

半導体関連株は、決算発表前に期待で買われることがあります。

好決算が発表されても、材料出尽くしで売られるケースも珍しくありません。

今回のイビデンの値動きは、その典型例ともいえます。

2. 米国半導体株の動向に左右される

インテルの決算後の急落が示すように、米国半導体株の調整は日本の半導体関連株にも波及する可能性があります。

米国市場の値動きを確認しながら、焦らずに買い場を探したいところです。

3. 11月末の指数定期見直しに注目

200Aが連動する日経半導体株指数は、毎年11月末に定期見直しが行われます。

キオクシアのように株価上昇によって構成比率が大きくなった銘柄のウエート調整など、指数の変更にも注目したいところです。

4. 年末に向けた需給の変化

11月から12月にかけては、海外投資家の売買や機関投資家のポートフォリオ調整などで相場の流れが変わることがあります。

年末にかけて株価が調整するようなら、長期投資の視点で仕込みを検討したいと思います。

私の投資戦略:200Aは年末の押し目を狙いたい!

私が200Aに注目している理由は、日本の半導体産業が中長期的に成長する可能性が高いと考えているからです。

AIデータセンター、次世代半導体、メモリー、半導体製造装置、電子材料。

これらの分野は今後も世界的な設備投資や技術革新が期待されます。

個別株であれば、どの企業が勝ち組になるのかを見極める必要があります。

しかし、200Aなら日本の主要半導体関連企業30社にまとめて投資できます。

もちろん、キオクシアなど上位銘柄への集中度が高いため、完全な分散投資ではありません。それでも、個別企業の業績を一つずつ分析する負担を減らしながら、半導体産業全体の成長を狙える点は魅力です。

私の考えとしては、今すぐ全力買いする必要はないと思っています。

年末にかけて株価が調整する場面があれば、少しずつ買い始めることを検討したいです。

もちろん、株価が調整しないまま上昇を続ける可能性もあります。その場合は無理に追いかけず、次の機会を待つつもりです。3000円位かなーーー

まとめ:日本の半導体産業にまとめて投資するなら200A!

今回紹介した200Aは、日本の半導体関連企業にまとめて投資できる魅力的なETFです。

特に注目したいのは、

  • キオクシアのメモリー事業の成長
  • アドバンテストの半導体検査需要
  • 東京エレクトロンの半導体製造装置需要
  • ディスコの先端半導体向け加工技術
  • イビデンのAIサーバー向けパッケージ基板
  • 信越化学やJX金属などの半導体材料

といった、日本企業が世界市場で強みを持つ分野です。

AI半導体ブームはまだ長期的な成長テーマになると考えています。

一方で、半導体株は期待先行で株価が大きく動くこともあります。

だからこそ、私は焦って買うのではなく、年末に向けて押し目を狙いたいと思います。

ゆたちぃさんの購入銘柄としても話題のノムハン200A。

これからの日本の半導体産業を見据えた投資先として、引き続きウォッチしていきたいETFです。

※本記事は個人の調査・見解に基づくものであり、特定の銘柄・ETFの購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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