はじめに
夏本番を迎え、株式市場はいよいよ本格的な決算発表シーズンに突入します。7月末からお盆にかけては、多くの企業が2027年3月期の第1四半期(1Q)決算を発表する「決算ラッシュ」の時期となります。
以前の記事(IFIS株予報でチェックする決算発表スケジュールと進捗率のチェックの仕方)でもご紹介した通り、株予報を活用することで、膨大なスケジュールの中から効率よく注目銘柄をピックアップし、進捗率や市場コンセンサスを把握することができます。
今回は、この夏の決算発表で特に注目すべき銘柄を厳選してピックアップしました。「株探」の2027年3月期増収増益予想なども参考にしながら、詳細をチェックしていきましょう!

IFIS株予報の使い方復習
決算発表シーズンを有利に戦うためには、事前のスケジュール把握が不可欠です。「IFIS株予報」の決算スケジュール機能を使えば、日ごとの発表予定社数や個別銘柄の発表日がカレンダー形式で一目でわかります。
例えば、7月下旬から8月にかけては連日数十社〜数百社もの企業が発表を行いますが、株予報のフィルターや検索機能を使うことで、自分の保有銘柄や監視銘柄のスケジュールを漏れなく管理できます。また、発表された実績値が市場コンセンサスに対してどうだったのか(進捗率の良否など)を素早く確認する習慣をつけることが、勝率を高める大きなポイントになります。
👇2026.7-8月決算発表予定銘柄件数👇


7月末~8月お盆までの決算発表注目銘柄10選
1. 信越化学工業(7月24日発表)
塩ビ(PVC)や半導体シリコンウェハーで世界トップクラスを誇る高収益企業。世界的な半導体市場の回復トレンドや、インフラ需要の動向が2027年3月期1Qの業績にどう反映されるかが最大の注目点です。高水準の利益率を維持できているか、ガイダンスの修正があるかどうかが市場全体のセンチメントにも大きな影響を与えます。
2. オリエンタルランド(7月30日発表)
東京ディズニーリゾートを運営するレジャーの王者。インバウンド(訪日外国人観光客)の強い取り込みや、パークチケット価格改定の効果、客単価の上昇がどこまで利益に寄与しているかがポイントです。夏休みシーズンの書き入れ時を前に、直近1Qの数字と通期計画に対する進捗具合に市場の関心が集まっています。
3. キオクシア(7月30日発表)
フラッシュメモリの大手。生成AIの爆発的な普及に伴うデータセンター向けSSD需要の急増を背景に、業績のV字回復や収益改善期待が高まっています。半導体市況の底打ちから本格的な回復局面において、足元の業績改善スピードと今後の需給見通しに注目が集まる一社です。
4. 野村総合研究所 (NRI)(7月30日発表)
国内トップクラスのシンクタンク・システムインテグレーター。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資やクラウド移行需要が非常に旺盛であり、安定した受注残と高い利益成長が継続しているかに注目です。ITサービスセクター全体のバロメーターとしても重要な決算となります。
💡 特集:7月30日は超大型集中日! 特に7月30日は、オリエンタルランド、キオクシア、野村総合研究所といった市場の注目を集める大型株の決算発表が集中しており、非常に熱い1日になりそうです。セクターを跨いだ資金の動きや株価の反応に要注目です。
5. 住友ファーマ(7月31日発表)
巨額の赤字を計上した北米事業の構造改革や、持続的な成長を牽引する新薬の売上進捗が最大の焦点。リストラ効果による固定費削減の進み具合や、主力製品の販売状況が計画通りに進んでいるか、底打ち感を確認したい投資家が多い銘柄です。
6. エーザイ(8月3日発表)
アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」のグローバルでの処方・売上拡大ペースが最大の注目ポイント。米国や日本、欧州などでの保険適用拡大や、医療機関への浸透スピードが今後の成長カーブを左右するため、1Q時点での売上高実績に大きな視線が注がれます。
7. 三菱重工業(8月4日発表)
防衛関連の筆頭格であり、脱炭素に向けたアンモニア・水素関連技術やガスタービンなど、エネルギー・プラント分野でも高い世界シェアを誇ります。防衛費増額に伴う受注残の積み上がりや、円安メリットを背景とした業績の上振れ期待が継続しており、堅調な進捗が期待されます。
8. JX金属(8月6日発表)
先端半導体向けスパッタリングターゲットなどで世界トップシェアを誇る非鉄金属大手。EV向けや次世代通信、AI向け半導体関連の素材需要を取り込めているかがポイントです。銅などの国際金属市況の変動が収益に与える影響や、高付加価値製品の販売動向に注目です。
9. 東京海上ホールディングス(8月12日発表)
メガ損保のトップランナー。国内外における自然災害リスクの発生状況や、主力の保険引受利益、安定した資産運用益の状況が注目されます。株主還元の積極性や政策保有株の売却進捗など、資本効率改善に向けた経営姿勢も含めて市場の期待値が高い銘柄です。
10. パワーエックス(8月13日発表)
蓄電池事業や電気推進船(EV船)の開発を手がける注目スタートアップ・グロース銘柄。次世代エネルギーインフラとしての期待が非常に高く、事業化の進捗や受注の伸び、今後の収益化に向けたマイルストーンの達成状況に個人投資家の熱い視線が集まっています。この銘柄は盆のど真ん中に決算発表、私も大注目していますので即その日の夜に特集記事書きます!
11. データセクション(8月14日発表)
ビッグデータ解析やAIソリューションを提供するグロース市場の人気銘柄。特に大規模データセンター向けのAIサーバー投資や、生成AI関連のビジネス展開において具体的な売上貢献がどこまで見えてきているかが焦点です。好決算による株価の爆発力に期待する短期資金の動向も激しい注目の的です。
株探の記事では2027.3月期増益期待NO.1ですので大注目です。↓こちらの記事をご覧ください
まとめ
今回は「IFIS株予報」のスケジュール機能を活用して、7月末からお盆にかけて発表される2027年3月期1Qの注目銘柄をご紹介しました。
半導体関連の信越化学やキオクシア、DX関連のNRI、そして防衛の三菱重工や話題のグロース株まで、バラエティに富んだ熱いラインナップとなっています。特に7月30日のような集中日は、事前にどの企業の決算をチェックするかスケジュールを整理しておくことが成功の秘訣です。
「株探」の増収増益予想などもあわせてチェックしながら、今年の夏の決算ラッシュを乗り切り、大きな利益を狙っていきましょう!







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